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陸屋根とは?メリットやデメリット、メンテナンス費用などを解説

陸屋根とは、勾配がなく平らな形状の屋根のことで、多くの建物で見られる屋根のひとつです。
もしあなたが陸屋根の住宅で生活しているのなら、陸屋根にどのようなメリット・デメリットがあるのかを知っておいて損はありません。
また今後のメンテナンスにかかる費用相場を頭に入れておけば、今から計画的に費用を貯めておくこともできるでしょう。
そこでは、陸屋根のメリット・デメリット、メンテナンス費用の相場などについてくわしく解説します。
そのほかにも、陸屋根を長持ちさせるためのメンテナンス方法なども紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

陸屋根とは

陸屋根とは、勾配がなく平らな形状の屋根のことをいいます。
戸建て住宅だけでなく、集合住宅や小売店、倉庫など、多くの建物の屋根に採用されています。
陸屋根は勾配屋根に比べて劣化が早い傾向にあるため、屋根を長持ちさせるためには定期的な屋根点検とメンテナンスが欠かせません。
たとえば築年数の経過した建物であれば、通常の防水メンテナンスに加えて、耐久性の高い屋根材に葺き替えることも非常に有効です。

陸屋根のメリット

メリット

日本において、数多くの住宅に陸屋根が採用されていることには理由があります。
ここではその理由を探るべく、陸屋根のメリットについて解説していきます。
住まいの屋根に陸屋根を採用するメリットは、以下の5つです。

・屋上利用ができる
・メンテナンスコストが安い
・室内の居住スペースが広くなる
・屋根の点検がしやすい
・大容量の太陽光発電を搭載できる

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

【メリット1】屋上利用ができる

陸屋根のメリットは、屋上利用ができることです。
陸屋根は勾配がなく平らな形状をしているため、屋上を生活スペースの一部として安全に利用できます。
たとえば、洗濯物を干したり、趣味のガーデニングをしたりなど、屋上利用によって生活の幅を広げられるでしょう。
しかし、建物の立地条件などによっては屋上利用ができないケースもあるので、注意が必要です。

【メリット2】メンテナンスコストが安い

陸屋根は、メンテナンスコストが安いのも魅力のひとつです。
陸屋根は、切妻屋根や寄棟屋根などの勾配屋根とちがってシンプルな屋根の構造をしているため、使用される部材も少なくメンテナンスコストを抑えられます。
たとえば、屋根塗装や屋根の葺き替えなどのメンテナンスを実施する場合も、屋根が平らな形状をしているため安全対策のコストを削減できます。
コストが安くメンテナンスの選択肢も広がるため、屋根の劣化状況や今後の住まい方に最適なメンテナンス方法が選択できるでしょう。

【メリット3】室内の居住スペースが広くなる

陸屋根は勾配がなく平らな形状をしているため、室内の居住スペースを広く取れます。
たとえば陸屋根の建物には、勾配屋根のような屋根裏のスペースが必要ありません。
屋根裏スペースがない分、室内の居住スペースを広く取ることができるため、開放感のある部屋が実現できるでしょう。

【メリット4】屋根の点検がしやすい

屋根を長持ちさせるためには、定期的な点検が欠かせません。
陸屋根には、このような屋根の点検がしやすいというメリットもあります。
たとえば、勾配屋根を点検する場合には、安全面を考慮して高所カメラやドローンなどが利用されるケースがほとんどです。
一方、平らな形状をしている陸屋根の点検では、実際に屋根にのぼって目視や触診で確認できるため、細部にわたって屋根の状態を正確に点検できます。

これにより屋根を早期にメンテナンスできるため、陸屋根を長持ちさせることにもつながります。

【メリット5】大容量の太陽光発電を搭載できる

陸屋根は、フラットな形状をしているため、大容量の太陽光発電を搭載できます。
勾配屋根の場合、屋根の形状や方角などの問題で、屋根全面に太陽光発電を搭載することは困難です。
しかし、陸屋根の場合には、適切な角度に傾斜させた太陽光パネルを屋根全面に搭載できるため、最大効率の発電が可能になります。
また、屋根全体に搭載した太陽光パネルが紫外線を遮断してくれるため、屋根の断熱性を高めるといった二次的効果も期待できるでしょう。

陸屋根のデメリット

デメリット

陸屋根にはたくさんのメリットがある一方で、残念ながらデメリットも持ち合わせています。
ここではそんな陸屋根のデメリットについて解説します。

陸屋根のデメリットは、以下の4つです。

・断熱性が低い
・屋根裏スペースが活用できない
・メンテナンスサイクルが短い
・雨漏りしやすい

それでは、それぞれのデメリットを確認していきましょう。

【デメリット1】断熱性が低い

陸屋根のデメリットとして、真っ先に挙げられるのが断熱性の低さです。
陸屋根は平らな形状で屋根裏のスペースがないため、屋根の熱が室内に伝わりやすくなってしまいます。
気候条件などによっては、夏場における最上階の部屋でエアコンが利かないなどのケースも散見されます。
快適な居住空間の実現には、屋根の断熱性を高める工夫が必要になるでしょう。

【デメリット2】屋根裏スペースを活用できない

陸屋根の住宅では、屋根裏スペースを十分に活用することができません。
これは、陸屋根が平らな形状をしていることが理由として挙げられます。
たとえば、屋根裏スペースを活用してロフトにしたい方などにとっては、大きなデメリットになる可能性があります。

【デメリット3】メンテナンスサイクルが短い

ほかの屋根に比べて、陸屋根はメンテナンスサイクルが短くなる傾向にあります。
これは、陸屋根が平らな形状をしており、時間や方角に関係なく天候の影響を受けてしまうことが原因のひとつです。
たとえば勾配屋根の場合、午前と午後で直射日光を浴びる箇所は変わっていきます。
しかし陸屋根の場合には、午前・午後関係なく終始屋根全体で直射日光を浴び続けることになります。
これにより、屋根全体の劣化が進行し、結果としてこまめなメンテナンスが必要になってしまうというわけです。

【デメリット4】雨漏りしやすい

陸屋根における最大のデメリットは、雨漏りが発生しやすいことです。
これには、陸屋根の形状による水はけの悪さが大きく影響しています。
屋根に雨や雪などが長時間残ることは、屋根材の劣化はもちろん、最終的には雨漏りにもつながります。
特に、前回のメンテナンスから年数が経過している場合には、さらに雨漏りのリスクが高まります。
塩害地域などや雪害地域など雨漏りリスクの高い地域では、定期的な屋根点検や防水工事などの雨漏り対策が欠かせません。

陸屋根のメンテナンス方法

ほかの屋根に比べて雨漏りが発生しやすい陸屋根では、適切なメンテナンスが必要不可欠です。
適切なメンテナンスをするためには、定期的な屋根点検だけでなく、陸屋根のメンテナンス方法を正しく理解しておかなければなりません。
そこでここでは、陸屋根のメンテナンス方法について解説していきます。
陸屋根のメンテナンス方法には、大きく以下の3つがあります。

・シート防水
・塗膜防水
・アスファルト防水

それでは、順に見ていきましょう。

【メンテナンス方法1】シート防水

シート防水は、シート状の防水材を貼り付けて防水層を作る工法のことをいいます。
シート防水は、シートを一度に貼って施工するため作業効率が高く、工期を短縮することが可能です。
しかし、シート状であることから、凹凸のある場所や複雑な場所の施工には不向きなので注意しましょう。
シート防水の耐用年数はおよそ15年で、塩化ビニールシート防水ゴムシート防水の2種類に分かれます。

【メンテナンス方法2】塗膜防水

塗膜防水は、通常エポキシ系の下地に液状の防水材を塗布し、化学反応によって膜を形成することで施工する方法です。
ほかの防水工法に比べメンテナンスが少なく、費用対効果に優れているだけでなく確実な防水ができるので、最もポピュラーな防水工法となっています。
塗膜防水の耐用年数はおよそ10年で、ウレタン防水FRP防水の2種類に分かれます。

【メンテナンス方法3】アスファルト防水

アスファルト防水は、液体のアスファルトとアスファルトシートを重ねて防水層を作る工法のことをいい、陸屋根の耐久性と防水性を維持するために最適な工法です。
アスファルト防水を正しく行うことで、水やその他の有害な要素から陸屋根を保護し、長期間にわたって屋根の下地を腐敗やひび割れ、たるみから守ることができます。
なお、アスファルト防水はアスファルト防水材の塗布と、表面の平滑化という2つの重要なステップで構成されています。
また、アスファルト防水の耐用年数は、構造物の状態や材料の品質、使用する塗布技術によっても異なりますが、およそ15〜20年で、トーチ工法常温工法の2種類に分かれます。

陸屋根のメンテナンスにおける費用相場

陸屋根のメンテナンスは、工法によってかかる費用が大きく異なります。
そのため、陸屋根をメンテナンスする際には、事前にそれぞれのメンテナンス工法でかかる費用の相場を把握しておくことが欠かせません。
そこで、ここでは陸屋根のメンテナンスにおける費用相場について解説します。
陸屋根のメンテナンスにおける費用の相場は、以下のとおりです。
屋根の劣化状況や、これからの住まい方を考慮した上で、適切なメンテナンス方法を選択しましょう。
なお、実際の工事では、上記の金額に別途仮設足場の費用が加算されます。

【まとめ】陸屋根のメンテナンスは専門業者に相談しよう

今回は、陸屋根のメリット・デメリットやメンテナンスにかかる費用などについて解説しました。
陸屋根とは、勾配がなく平らな形状の屋根のことをいいます。勾配屋根に比べて劣化が早い傾向にあるため、屋根を長持ちさせるためには定期的な屋根点検とメンテナンスが必要不可欠です。
陸屋根は、一回のメンテナンスにかかる費用を抑えることができるという特徴がありますが、ほかの屋根に比べてメンテナンスのサイクルが早いため、定期的な点検が欠かせません。

なお、陸屋根の点検は、自分でやらずに屋根修理の専門業者にかならず依頼しましょう。
信頼できる屋根修理の専門業者を探すなら「屋根修理の匠」がおすすめです。
屋根修理の匠」なら、都道府県別に「屋根修理のプロ」を気軽に検索できるので、陸屋根にお住まいの方はぜひチェックしてみてくださいね。

職人ご紹介の流れ

気になる職人さんがいれば、直接ご連絡いただくか、フォームから「ご希望の屋根修理業者」をご記入の上お問い合わせください。

01

お問い合わせ

電話やLINE、メールからお気軽にお問い合わせください。

02

職人から折り返し

お伝えいただいた内容から、お住まいの地域の職人をご紹介します。

03

現地調査

職人が現地にお伺いして現地調査を行います。

04

見積り提出

調査の結果をもとに、無料お見積りと工事のプランを提出します。

05

着工

お見積りや工事にご納得いただければ屋根工事に着工します。

屋根修理に関するよくあるご質問

台風や強風など自然災害による屋根の破損の補修には、ご加入の火災保険が適用される場合があります。
劣化が原因の雨漏りなど、原因が自然災害ではなく経年劣化である場合は適用されないためご注意ください。適応されるかどうかはご加入の保険会社にご相談ください。

参考記事:屋根修理に火災保険が使えるの?条件や申請方法などを徹底解説

簡単な補修なら数万円程度で済む場合もありますが、屋根カバー工法や葺き替えなど大規模な工事になると100万円以上かかることもあります。屋根材や劣化状況によって費用が大きく変わるため、まずは現地調査で確認することが大切です。

雨漏りが発生している場合は、すでにルーフィングシートなどの屋根の防水機能が劣化している可能性があります。そうなると野地板にも腐食が起こっている可能性も高くなり、葺き替えなど大がかりな工事が必要なことも。
そうなる前の、劣化症状に気付かれた早めの段階で点検や修理をご依頼いただくことが、家の劣化を防ぐことや費用を抑えることにつながります。早めの点検がおすすめです。

もちろん対応可能です。
『屋根修理の匠』には、今すぐ修理工事の必要が無いにも関わらず、修理の必要性を強調したり不安を煽ったりするような悪質な業者は登録されていませんので、ご安心の上お気軽にお問い合わせください。

屋根修理については、それがたとえ瓦数枚の差し替えのような小工事であっても、プロに任せるのが得策です。高所作業になるので、大きな事故や怪我のリスクがあります。
専門家ではない方が作業をすることで、かえって被害が悪化するケースもあります。
素人作業によって屋根上の水の流れが変わり、適切に水を地上に排水できなくなり雨漏りが起こった、という事例もあります。

参考記事:屋根修理って自分でDIYできるの?メリット・デメリット、注意点などを紹介

屋根の状態や立地などによって多少前後しますが、平均的な戸建て住宅(35坪程度)であれば、
・葺き替え工事なら1週間〜10日程度
・カバー工法なら5〜7日程度
が平均的な工事日数です。

突然やってきた業者に「屋根が浮いている」「今すぐ修理しないと危険」と不安を煽られた場合、その場で契約しないようにしてください。まずは写真などで状態を確認することや、別の業者にも点検を依頼するなど、落ち着いて判断することが大切です。
屋根修理は業者によって提案内容や費用が異なることもあるため、複数の業者に相談することで状況を比較しやすくなります。
まずはお近くの屋根の専門業者に現地調査を依頼して屋根の状態がどうなっているのか、工事が必要なのか、事実を確認することをおすすめします。

参考記事:屋根修理の悪質訪問販売が急増中!被害を防ぐためのチェックリストと対処法

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そのため、信頼できる業者選びがとても重要です。

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屋根修理では、
「どの業者に依頼すればよいのかわからない」
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屋根修理をご検討の際は、ぜひ参考にしてください。

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