屋根修理に推奨される資格とは?業者選びでポイントになる7つの資格

屋根修理の資格

屋根修理を検討する際に悩みの種となるのが、屋根修理を依頼する「業者選び」です。住まいの大切な部位である屋根の修理は、丁寧で信頼できる業者に依頼したいですよね。

残念ながら一部の「悪徳業者」と呼ばれる業者がいるのも事実。しかし、屋根修理の推奨される資格を業者が保有していれば、悪徳業者である可能性は下がるため安心です。

そこで今回は、屋根修理に推奨される資格や、屋根修理を資格のない業者に依頼するリスクについて解説します。屋根修理に推奨される資格を理解すれば、丁寧で信頼できる業者に屋根修理を依頼できますよ。

屋根修理に推奨される7つの資格

屋根修理に推奨されている資格には、次の7つがあります。

・建築施工技士(1級/2級)

・建築士(1級/2級)

・塗装技能士(建築塗装作業)

・建築板金技能士(内外装板金作業)

・かわらぶき技能士(1級/2級)

・瓦屋根工事技士

・瓦屋根診断技士

ここからは、これら7つの資格を屋根修理の業者別に4つに分けて、各業者に推奨される資格を解説していきます。

屋根修理の業者全般に推奨される資格

屋根修理業者全般に推奨される資格は、次の2つです。

・建築施工管理技士(1級/2級)

・建築士(1級/2級)

それでは、くわしく見ていきましょう。

建築施工管理技士(1級/2級)

建築施工管理技士は、建築現場で工事に携わる各専門業者に的確な指示を出し、各業者が円滑に作業できるように工程を管理する「まとめ役」の役割を果たします。

建築施工管理技士試験の合格率は、2級で30%前後のため難関資格の一つに挙げられます。資格保有者の多くは現場監督や設計担当などですが、工事知識向上を目的として屋根修理業者が資格を保有している場合もあります。

建築施工管理技士は、3,500万円以上の大規模な屋根工事で必要となる資格のため、一般の戸建て住宅などにおける屋根工事では、資格を保有する屋根修理業者はあまり多くありません。

建築士(1級/2級)

建築士は、建築物の設計や工事管理など取り扱う建築のプロフェッショナル。建築士には3つの資格(1級・2級・木造)があり、それぞれ扱える業務範囲が異なります。

建築施工管理技士と同様に、建築士を保有する屋根修理業者はあまり多くないため、建築士の屋根修理業者なら安心して相談できるでしょう。

なお、2級建築士試験の合格率は25%前後のため、建築施工管理技士よりもさらに取得は困難といえます。

屋根塗装の修理業者に推奨される資格

屋根塗装の修理業者に推奨される資格は「塗装技能士(建築塗装作業)」です。塗装技能士は、国が塗装のスキルを認定する国家資格になります。

塗装技能士の資格には、以下5つの選択科目があり、それぞれ1級と2級に分かれています。屋根塗装に推奨される科目には「建築塗装作業」が該当します。

・建築塗装作業

・木工塗装作業

・金属塗装作業

・噴霧塗装作業

・鋼橋塗装作業

1級塗装技能士(建築塗装作業)の受験に必要な実務経験は7年で、合格率は50%前後。試験は学科と実技があるため、知識とスキルの両方に優れている必要があります。

安心して屋根修理を業者に依頼するには、1級塗装技能士(建築塗装作業)を保有した業者選びが欠かせません。

屋根葺き替え・カバー工法の修理業者に推奨される資格

屋根葺き替えや屋根のカバー工法(重ね葺き)の修理業者に推奨される資格は「建築板金技能士(内外装板金作業)」です。建築板金技能士には、以下2つの選択科目があり、試験に合格することで該当の業種における「専任技術者」になることができます。

・内外装板金作業〈屋根工事(一般)/板金工事(一般)〉

・ダクト板金作業〈屋根工事(一般)/板金工事(一般)/管工事(一般)〉

なお、屋根塗装に推奨される選択科目には「内外装板金作業」が該当します。

1級建築板金技能士(内外装板金作業)の受験に必要な実務経験は7年ですが、学歴などによっても年数は変動します。塗装技能士同様に合格率は50%前後で、試験は学科と実技の2つがあります。

勾配屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)で、棟包みやケラバなど板金部を伴う工事の際には、1級建築板金技能士(内外装板金作業)を保有した業者に依頼しましょう。

瓦屋根の修理業者に推奨される資格

瓦屋根を修理する業者には、屋根の構造に関する知識や屋根瓦を加工する技術を持っていることが期待されます。このような知識や技術の保有が期待される瓦屋根の修理業者に推奨される資格は、次の3つです。

・かわらぶき技能士(1級/2級)

・瓦屋根工事技士

・瓦屋根診断技士

ひとつずつ、くわしく見ていきましょう。

かわらぶき技能士(1級/2級)

かわらぶき技能士は、屋根葺き替えやカバー工法(重ね葺き)の施工に必要な屋根に瓦を設置する「瓦葺き」の国家資格です。

かわらぶき技能士の資格試験は、学科と実技の2つに分かれており、実技試験では実際に一文字軒瓦などを使用して瓦葺きの作業をするため、瓦葺きの経験がないと合格は難しいでしょう。

なお、1級かわらぶき技能士の受験に必要な実務経験は7年以上で、合格率は50%前後。大がかりな工事となる屋根葺き替えやカバー工法(重ね葺き)を依頼する業者には、保有してほしい資格の一つです。

瓦屋根工事技士

瓦屋根工事技士は、瓦の構法や設計施工、品質管理といった瓦屋根の工事に関する資格です。

試験は学科試験のみですが、瓦屋根だけでなく建築の法律や歴史に関する知識も出題されるため、合格には広範囲にわたる知識が必要になります。

瓦屋根工事技士の受験には3年以上の実務経験が必要となり、瓦屋根工事に関するものに限定されています。60%と他の資格に比べて高い合格率となっていますが、屋根の修理を相談するには最適の相手になることでしょう。

瓦屋根診断技士

瓦屋根診断技士は、瓦屋根に対して正しい診断能力を有することを証明する資格です。

瓦屋根診断技士の受験には「かわらぶき技能士(2級以上)」と「瓦屋根工事技士」の2つの資格を保有していること、さらに一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)の会員であることが条件となります。

このように、瓦屋根診断技士は「かわらぶき技能士」と「瓦屋根工事技士」の上位資格にあたります。本資格を保有する屋根修理業者は、瓦屋根におけるスペシャリストと言えるため、安心して屋根修理をお任せできるでしょう。

資格を保有しない業者に屋根修理を依頼するリスク

屋根修理に推奨される資格を保有しない業者に、屋根修理を依頼することには、どのようなリスクがあるのでしょうか。資格のない業者に屋根修理を依頼するリスクは、次の2つです。

・正確な屋根診断が困難

・施工不良による手直し工事

順に解説していきます。

【リスク1】正確な屋根診断が困難

資格を保有しない業者で屋根を修理すると、業者による正確な屋根診断が困難です。

資格を保有しない業者は、資格を保有する業者に比べて屋根に関する知識が乏しいため、屋根の劣化状況に適した正しい修理方法の選択を誤ってしまう可能性があります。

屋根の修理には、広範囲にわたる屋根の知識が求められるため、屋根に関する資格の保有が望まれます。

【リスク2】施工不良による手直し工事

資格を保有しない業者に屋根修理を依頼すると、工事完了後に施工不良が判明し、手直し工事が発生する可能性もあります。

屋根修理には、屋根材や施工方法に関する正しい知識のみならず、丁寧な作業が欠かせません。施工不良による手直し工事が発生すると、工事期間が長引くだけでなく費用面のトラブルにつながることも考えられます。

また、業者によっては明らかな施工不良であっても認めない業者も存在するため注意しましょう。

【まとめ】資格は屋根修理の業者選びにおける選択肢の一つ

今回は、屋根修理に推奨される資格や、屋根修理を資格のない業者に依頼するリスクについて解説しました。

丁寧で信頼できる業者に屋根修理をお願いしたければ、今回紹介した資格を保有している業者に依頼しましょう。

今回紹介した資格の中には、必ずしも戸建て住宅の屋根修理に必要な資格はありませんが、手直し工事などのリスクを回避することにもつながります。

屋根修理の業者選びなら屋根修理の匠がおすすめ。屋根修理の匠では、今回紹介したような資格を保有している全国の優良な屋根の修理業者をご紹介可能です。屋根修理を検討する際には、ぜひ一度ホームページをのぞいてみてください。

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