屋根材販売と屋根施工業者の二刀流!株式会社グラスビトウィーン・株式会社ジェイテック草間純社長インタビュー

灯油販売から太陽光事業へ生活を支えるエネルギーを扱いながら、
やがて屋根の販売と屋根修理の世界へ。
ほしい人にほしいものをちゃんと届けていくことが地域に貢献することでもあると思います

はじめに

東京都町田市に、屋根の販売を行いながら、自社で屋根工事も行っている株式会社グラスビトウィーンの、草間純さんに、屋根材販売をはじめたきっかけなどについて伺いました。

熱心なサッカー少年から有限会社クサマに入社

――まずは生い立ちについて教えてください

僕は八王子の生まれで、小学生のころからサッカー少年で、一人でボール三つ抱えてずっとサッカーしているような子どもでした。
サッカーの推薦で高校まで行き、それで住友金属(かつての日本リーグ、のちの鹿島アントラーズの前身)に受かったんですね。
でも入社式の前日で辞めてしまって。

――それはどうしてですか?

サッカーで燃え尽きたんですね。燃え尽きてしまったからじゃあもうそこ(住友金属)で働かなくてもいいかなとなって。
それでサッカーはいっぱいやったから遊ぼうかなと。とはいえ結局は親の脛をかじるんですけど(笑)。
当時僕の親の会社が灯油販売をやっていて、僕も免許を取って手伝っていました。ただ何となく仕事をして、もうこれでいいかなと。それで18歳から一人暮らしして、暑いときはサーフィンやって、寒い時期は灯油を売ってました。

――その後今の会社に入社されたんですか?

その夏はサーフィン、冬は灯油販売のサイクルをやった後で、三年間不動産とか運送屋とかガソリンスタンドとか別の色々なところで働いてから、当時の有限会社クサマに入社しました。

灯油は半年しか販売できないので、社員を一年雇用しようと思ったら灯油だけじゃ無理なんですよね。
そこから夏は空調(エアコン)の工事を3~4か月初めて、冬は灯油部門、夏は空調部門をやることにしました。
エアコンの取り付けには電気の資格が必要なので、資格も取得しました。

空調でどのくらい稼げるのか、一ヵ月死ぬ気でチャレンジしたんですが、その時の売り上げが5~600万くらいだったんですよね。
それで電気の資格を持っていたこともあり、太陽光を新築の住宅に取り付ける事業を始めました。
灯油から始まって一貫してエネルギーによって生活のお手伝いをする感じですね。

今の株式会社グラスビトウィーンは2015年に立ち上げました。

屋根材の販売の世界へ

――屋根材の販売をはじめたきっかけは何ですか?

今から10年くらい前ですかね、太陽光の波が来て、産業用太陽光発電のバブルがあったんですよね。
郵政グループである日本郵便が、当時全国の郵便局なんかの屋根に太陽光を張り始めたときがありまして。
そこでディートレーディングの高木さんに出会いました。
それで高木さんに屋根はどう?販売しない?と言われたんですね。

――その時に屋根の販売も始められたのですか?

いや。その時はえっ屋根?ってなって。
屋根の販売は売れるかどうかとかもよくわからなかったですし。
でも高木さんとは馬が合って。趣味も同じゴルフだからそれから3年くらい会うのはゴルフだけみたいな時期が続きました。

――そこからどうして販売を始められたんですか?

太陽光については、いつかバブルが終わるから、太陽光が終わる前に何か新しいものを見つけないといけないと、今の右腕である瀬戸という社員と二人で話していたんですよね。
それで屋根をこの際騙されたとおもってやってみようと思いまして。
高木さんは信頼できる人だから、髙木さんに騙されるなら本望だなというくらいの気持ちですね。

――それが現在使用されている倉庫ですか?

そう。もともとディートレーディングが倉庫を探していて、ここを見つけたけど思っていたよりも小さかったから、どう?と言われて。
うちで使うことになりました。

屋根材の販売会社ジェイテックの立ち上げ

――その時にジェイテックを立ち上げられたんですか?

そうですね、それが2017年の時です。

――ジェイテックについて教えてください。

ジェイテックは主に屋根の外装建材販売を行っている会社です。
扱っているのは主にディーズルーフィングの屋根材です。
ディーズルーフィングの屋根は輸入材ですので、通常でしたら商社、一次問屋、そして二次問屋を通しますのでどうしても高くなります。
ジェイテックは正規の販売代理店の一次販売店ですので、直接購入できます。
比較的安価に業者さんが購入して頂ければ、屋根屋さん・エンドユーザーと皆さんとウインウインになるかと。
ここまで長く保証があり、高級感かつ重厚感の屋根材は他にはないと思っています。

東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏であれば自社で配送もしますので、場所によっては夕方きて翌日届けることもできます。
大阪などの遠方の場合は配送業者に依頼しますので中二日くらいでお届けできます。

――グラスビトウィーンもジェイテックから仕入れをされているんですよね?

普通にやってます。でも価格もグラスビトウィーンだから安くしているということはないです。
ジェイテックからしたらグラスビトウィーンも同じビジネス相手ですからね。条件は他の業者さんと同じにしています。
特別に安いわけでもないから、普通に他社さんに相見積もりで負けることもあります(笑)
地元で商売長くやっていくには必要なことだと思うんですよね。
競合をつぶすとかではなく、一緒に地域に貢献して、ほしい人にほしいものをちゃんと届けていくことが大事だと思います。

屋根施工会社グラスビトウィーンは創業50年。経営のコツは?

――社会保険とか休暇とかもしっかり整備されてますよね。

そうですね、社員は全員社会保険完備で、GW、お盆と年末は約10日の休みかな。
やっぱり長く続けてもらうためには必要かなと思います。

――教育にも力を入れられているのですか?

太陽光とか屋根のころまでは、現場管理から施工まで全部自分でやっていたんですけど、今は任せるようにしています。
やっぱり任せないと人は伸びないんですよね。ケツは拭くから思い切ってやってみろ、と。
そうするとだんだん責任感も出てきて任せられるようになってきました。
でも営業は自分で行くようにしています。そうしないと「今」のお客さんの考えとかそういうのは現場でないと察知できないんですよね。
あとはお客さんと話すのが大好きなので。

――長く勤めている方も多いのですか?

灯油を販売していた頃からの社員もいますね。10年以上働いてくれてる社員がほとんどですね。
さっき話に出た瀬戸はエアコンの時から一緒にやってますし、19歳の時から知っている社員です。
やっぱり元から長くいる社員は大事にしないとね。

――経営のコツとかはありますか?

やりたいことをやる、ですかね(笑)
極論売り上げをあげようと思ったら、下請けを言い方悪いですが叩いてそこそこのものを作ったらいいということになりますよね。
うちは施工できる腕のいい社員がいるので、そうした社員に長く続けて仕事をしてもらうためにも、社員を信頼してやっていく感じですかね。
適度なゆるさがいいというか、1から10まで指示すると自分も疲れますし、出勤から退勤まで細かく指示されるとみんな疲れるんですよ。
ある程度フリーにしてあげた方がやることはやるじゃないですか。やらない人はやってる人がいるところには入れないから。

私は長くいる社員を信頼していますので。そこの中に新しい人が仲間として入っていけたら長く継続できると思います。
最終的にはその人たちが現場に出れなくなっても、現場の管理ができるように今育てているところです。

――本日はインタビューのご協力ありがとうございました!ディートレーディングの屋根材は日本全国から購入可能なのですか?

もちろん可能です。通常でしたら商社、一次問屋、そして二次問屋を通しますが、ジェイテックで購入頂いたら日本全国送料のみの負担で安く提供できます。
042-851-9303
ジェイテックロゴ
いつでも上記電話番号か、ホームページまでお問い合わせください。

株式会社グラスビトウィーン公式サイト
株式会社ジェイテック

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