葛飾区にて屋根修理〈築40年セメント瓦から横断ルーフへの葺き替え〉

施工前の様子

こちらが施工前の様子です。瓦屋根に青い塗装が施されていたようですが、剥げてセメント部分が露出してしまっています。また、少し苔がついているなど、やはり、屋根全体の劣化が感じられますね。

施工の様子

①既存の瓦の撤去

それでは早速施工に移りましょう♪
まずは、既存の瓦を撤去していきます。瓦屋根の撤去には、専門的な技術や設備が必要になります。職人が一枚一枚丁寧に取り外していきます！

②野地板の取り付け

瓦が撤去出来たら、「野地板（のじいた）」を貼っていきます。野地板は、屋根の強度を上げるために重要な部分で、屋根材を固定しやすくする役割があります。既存の下地の上からしっかり増し張りを行い、屋根全体の耐久性を高めます。
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③ルーフィング材の設置

野地板の上から、ルーフィング材を設置していきます。今回使用したルーフィング材は田島ルーフィングの「PカラーEX＋」です。ルーフィング材は劣化が進むと、穴が開いたり、破れたりしてしまいますが、こちらの製品は改変アスファルトルーフィングですので、耐久性に優れています。屋根材の隙間から侵入した雨水が室内に入りこまないよう、隙間なく敷いていきます。

④屋根材の取り付け

それではお待ちかねの屋根材を新設していきます！今回は、「横断ルーフ」を使用して施工を行いました。横断ルーフは遮熱銅板や断熱材が配合されており、遮熱効果が高く、耐久性や耐震性などに優れた屋根材です。また、メーカー保障が25年と長いことからも、人気の製品です！少し施工の難易度が高いことが難点ですが、腕利きの職人によって、きれいに取り付けられました。

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⑤貫板、棟板金の設置

屋根材の上から貫板（ぬきいた）を設置していきます。屋根の頂上や屋根の面と面が合わさる部分には隙間ができます。そうした隙間を埋めたり、屋根材を固定するために貫板は設置されます。

貫板の上から、棟板金を取り付け、さらに隙間を埋めて保護していきます。実は、この貫板や棟板金は不調が出やすい部分でもあります。住宅の最も高い位置に取り付けられるため、雨風にさらされやすく、劣化が進みやすいんです。劣化が進むと、固定の釘が浮いたり大雨や強風などで飛ばされてしまうこともあるため、注意が必要です。

完工

以上で作業は終了です。いかがですか？瓦屋根から金属屋根に変わったことで、屋根や住宅の印象が大きく変わりました。また、屋根材はもちろん、屋根の下地にまでこだわって施工しているので、今後のお手入れが楽になりました。

担当者のコメント

この度は、株式会社ハヤシにご相談いただき、ありがとうございました。セメント瓦から金属屋根への葺き替え工事が無事に完了し、我々も安心しております。また、お客様にも大変ご満足いただけたようで、嬉しく思います。瓦屋根は日本の伝統を感じさせる魅力的な屋根材ですが、どんな屋根材であっても経年劣化は避けられません。特に瓦屋根はその手入れやメンテナンスが難しく、その分コストがかかってしまいます。そのため、瓦屋根が古くなってきた場合は、部分的な修繕や塗装ではなく、将来的なメンテナンスのしやすさを考慮して、葺き替え工事を検討されるのもお勧めです。
株式会社ハヤシでは経験豊富な職人が在籍しておりますので、安心してお任せいただけます♪ぜひ、ご相談ください。

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