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住宅の屋根材には瓦や金属屋根など多くの種類がありますが、そのなかでも雨漏りに強い屋根材として注目を集めているのが「アスファルトシングル」です。
アスファルトシングルの代表的な商品のひとつに、ニチハ株式会社の「アルマ」という商品があります。
そこで今回は、ニチハ株式会社のアルマについて、特徴やメリット・デメリットなどを解説していきます。
今の屋根をアルマに葺き替える際の工期についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
「アルマ」とは、日本の大手建材メーカーであるニチハ株式会社が開発したアスファルトシングルの屋根材のことをいいます。
高い耐久性や断熱性能、メンテナンスのしやすさなどが特徴で、多彩なカラーバリエーションがあるため、建物の外観に合わせたコーディネートが可能になっています。
▷参考サイト:アスファルトシングル『アルマ』|ニチハ株式会社
アスファルトシングルとは、アスファルトやガラス繊維などの素材を組み合わせて作られた屋根材のことをいいます。
アスファルトシングルはアメリカの屋根材で、その歴史は100年以上。
防水性に優れており多彩なカラーバリエーションが可能なため、雨漏りのリスクを減らしたいユーザーに数多く選ばれています。
ニチハのアスファルトシングル「アルマ」には、大きく分けて7つの特徴があります。
ひとつずつ見ていきましょう。
アルマは、以下のようにほかの屋根材に比べて非常に軽量になっています。
屋根材 | アルマの重量 |
---|---|
一般的な平板陶器瓦 | 約30% |
化粧スレート屋根 | 約60% |
このように軽量で建物への負荷を最小限に抑えられるため、地震などの自然災害時にも安心です。
アルマは天然石を原材料とし、表面にセラミックコーティングが施されているため耐候性が高く、屋根材そのものの色合いを長期間維持することができます。
アルマは、独自の技術を採用しているため耐風圧性が高く、基準風速38m/s以上の地域でも住宅の屋根に採用することができます。
また、耐水性も高いため、強い雨や台風時の雨漏りから家を守ってくれます。
アルマは、アスファルトとグラスファイバーを原料として作られており、とても柔軟性が高いため、耐衝撃性も高いことが確認されています。
実際に重さ1kgのおもりを用いた衝撃試験にも耐えられることがわかっています。
また、グラスファイバーは自動車や宇宙服の素材としても使われるほど、高い強度を持っている素材です。
アルマは、大きな特殊工具が必要なく、普通の金ばさみやカッターナイフで簡単にカットできるため、屋根の加工も簡単にできます。
施工がしやすいため、工期の短縮も期待できます。
アルマは、2層構造による凹凸と天然石のグラデーションが美しい屋根材です。
柔らかく素材感があるデザインで、洋風スタイルはもちろん、和風スタイルや様式にとらわれないコンテンポラリースタイルにも合わせることが可能。
5色のカラーバリエーションがあり、建物全体のコーディネートを楽しめます。
アルマには、屋根材本体の割れや剥離について10年保証がされています。
ただし、10年保証は新築物件に限定されるほか、保証対象者も限られるため、あらかじめ注意しましょう。
ニチハ株式会社のアスファルトシングル「アルマ」には、以下のようなメリットがあります。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
アルマは、耐震性に優れた屋根材です。
屋根は建物の重要な構成要素であり、地震などの自然災害によって損傷を受けやすい部位でもあります。
アルマの耐震性の高さは、そのような自然災害に強い屋根を求める居住者にとっては大きなメリットになります。
アルマは、その構造上、強度が高く、断熱性、耐久性にも優れています。
これにより、居住者は長期間にわたって安心して住める環境を保つことができます。
アルマはグラスファイバーを使用しており、耐久性が高く、割れや錆びが発生しにくい屋根材です。
これにより、長期的に見てメンテナンス費用が抑えられるだけでなく、建物内部に損傷を与えるリスクが低くなるため、居住者にとって安心感が生まれます。
さらに、アルマはカビや腐敗が発生しないため、建物内部の衛生環境を保つことができます。
このように、アルマは割れや錆びに強いため、屋根材としてのメリットだけでなく、居住者にとっても快適で安全な生活環境を提供することができます。
アルマは、その柔軟性と加工しやすさから、屋根材として採用する際にも非常に扱いやすいとされています。
例えば、屋根の形状や傾斜が複雑な建物でも、アルマの柔軟性を活かして細かな加工ができます。
また、切断や穴あけなどの加工も容易で、作業時間も短縮できます。これにより、工期短縮や施工コストの削減にもつながります。
さらに、アルマは加工性も高いため、細かいデザインの屋根材や複雑な形状の屋根材を作ることができます。
これにより、建物の外観を自由にデザインすることが可能になり、建物の価値を高めることができます。
アルマはその多層構造を採用しているため、防水性の高さに定評があります。
これにより雨漏りのリスクが軽減され、屋根材として安心感を与えてくれます。
また、アルマには縁があり、雨水が流れ落ちる際も綺麗に排水されるため、屋根に水がたまることがありません。
これは、雨水が原因で屋根材の劣化を防ぐためにも重要なポイントです。
アルマは、美しいデザイン性がある屋根材です。
多層構造の凹凸と天然石のグラデーションが特徴で、柔らかく素材感のあるデザインは、洋風スタイルはもちろん、和風スタイルや様式にとらわれないコンテンポラリースタイルにも調和します。
5色のカラーバリエーションもあり、建物全体のコーディネートに合わせて選ぶことができます。
また、アルマは美しいだけでなく、その美しさが長期間にわたって維持されることも特徴です。
アルマの表面には、太陽光や雨水から屋根材を保護する特殊なコーティングが施されており、色褪せや汚れが付きにくく、美しい状態を長期間保つことができます。
そのため、家の外観を美しく保ちたいと考えている方には最適な屋根材といえます。
アルマの屋根材は、アスファルトとグラスファイバーを主原料としているため、他の屋根材に比べて比較的安価に提供されています。
また、アルマは軽量であり、屋根下地の強度が低くても使うことができるため、屋根材の交換に必要な工事費も抑えられます。
アルマは耐久性に優れており、定期的なメンテナンスを行えば長期間にわたって使うことができるため、屋根の交換費用も削減できます。
加えて、アルマは軽くて扱いやすく、取り付けも簡単であるため、施工費用も低く抑えられます。
そのため、自宅の屋根材をアルマに変更することで、低予算で屋根の耐久性を高められます。
アルマの屋根材は、環境にやさしい素材でできています。
リサイクル可能な素材であるため、廃棄時にも環境に負荷をかけずに済みます。
また、アルマは非常に軽量であり、運搬や施工の際にもエネルギー消費が少なくてすみます。
加えて、アルマの製造工程では、廃棄物や排出ガスの発生が少なく、環境に配慮した製造が可能なため、アルマを使用することによる環境への負荷を減らし、より持続可能な住宅環境が実現可能です。
また、アルマは耐久性が高く、屋根材の交換頻度を最小限にすることができます。
これにより、材料の製造や施工にかかるエネルギーやコストを削減でき、より環境にやさしい住宅の実現を目指せます。
一方で、ニチハ株式会社のアスファルトシングル「アルマ」には、以下のようなデメリットもあります。
ひとつずつ確認していきましょう。
アルマのデメリットのひとつに、強風に弱いことが挙げられます。
これは、アルマが軽量なことから、強風が吹いた際に飛ばされてしまう可能性があるためです。
また、アルマは柔らかい素材であるため、風によって屋根が揺れることで金属疲労が生じ、屋根材が破損する可能性もあります。
これにより、修理や交換の必要性が生じる場合があります。
さらに、アルマは比較的軽量であるため、積雪時には屋根に積もった雪の重みにより、簡単に変形したり、破損したりする可能性があるため、適切な補強が必要になる場合があります。
これらの点を考慮し、風の強い地域や積雪の多い地域では、アルマを屋根材として採用する際には、専門業者に相談することが欠かせません。
アルマは、粒状石を蒸着させたアルミニウム板で構成されています。
しかし、この石は比較的小さく、風や激しい雨によって屋根から落下する可能性があります。
これによって、周囲の人や建物、車などに損害を与えるおそれがあります。
また、粒状石が屋根から落下することで、下水道や排水溝が詰まる危険も考えられます。
このデメリットを軽減するためには、専門業者による定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
万が一、粒状石が欠けた場合は、早めに修理を行うことが重要です。
さらに、屋根に落ちた石を拾うことで周囲への被害を防ぐことも忘れないようにしましょう。
アルマのデメリットのひとつに、コケが生えやすいことが挙げられます。
アルマは、表面が平滑になっているため、雨水が滑りやすく、表面に付着した汚れが流れ落ちづらくなってしまいます。
そのため、屋根にコケが生えやすく、見た目が悪くなってしまう傾向があります。
アルマのデメリットとして挙げられる定期的なメンテナンスは、屋根の汚れやコケの除去、穴やひび割れの修理などが含まれます。
これらのメンテナンスを怠ってしまうと、屋根材の寿命が短くなり、雨漏りや屋根の崩壊などのリスクが高まる可能性があります。
定期的なメンテナンスは、屋根材の状態を維持するために必要不可欠であり、居住者にとっては負担になるかもしれません。
しかし、適切なメンテナンスを行うことで、屋根材の寿命を延ばし、居住環境を安全かつ快適に保つことができます。
専門業者による定期的な点検やメンテナンスを実施した際に問題が発見された場合には、早期に対処することが必要不可欠です。
アルマのデメリットのひとつに、リフォーム保証がないことが挙げられます。
アルマには10年保証がありますが、保証の対象は新築物件のみに限定されています。
このため、万が一リフォーム工事に不具合が生じた場合には、修理費用が必要になる可能性があります。
そのため、屋根をアルマにリフォームする際には、アルマの知識があり経験豊富な専門業者を選ぶようにしましょう。
アルマを施工可能な地域は、垂直積雪量が120cm以下の地域に限定されます。
これにより、一部の積雪地域では施工できない可能性があるため、自分で判断せず、かならずメーカーや専門業者などに相談するようにしましょう。
ニチハ株式会社では、屋根のリフォームでアルマを採用する場合、カバー工法か屋根の葺き替えを推奨しています。
ニチハのアルマにおけるリフォーム費用相場は、以下のとおりです。
屋根材 | 費用相場 |
---|---|
カバー工法 | 100〜200万円 |
屋根の葺き替え | 150〜250万円 |
なお、上記費用は建物の立地条件などによって変動することがあるので注意しましょう。
ニチハ株式会社では、アルマの耐用年数は10〜20年と謳っています。
しかし、アスファルトシングルや代表的な屋根材の耐用年数を加味すると、20〜30年が耐用年数の目安といえるでしょう。
屋根材 | 耐用年数 |
---|---|
アルマ | 10~20年 |
アスファルトシングル | 20~30年 |
スレート | 20~25年 |
ガルバリウム鋼板 | 30年 |
粘土瓦 | 50年 |
ジンカリウム鋼板 | 30~50年 |
なお、上記費用は塩害地域など、建物の立地条件によって変動することがあるので注意しましょう。
30〜40坪前後の一般的な住宅の屋根を、ニチハのアルマに葺き替える場合、かかる工期の目安は4〜9日程度になります。
日程の内訳は以下のとおりです。
なお、上記日程は作業の進み具合や天候などによって大きく変動するので、その点は注意しましょう。
今回は、ニチハ株式会社から販売されているアスファルトシングル「アルマ」について、特徴やメリット・デメリットなどを解説しました。
「アルマ」とは、日本の大手建材メーカーであるニチハ株式会社が開発したアスファルトシングルの屋根材のことをいいます。
高い耐久性や断熱性能、メンテナンスのしやすさなどが特徴で、多彩なカラーバリエーションがあるため、建物の外観に合わせたコーディネートが可能になっています。
このようにアルマは非常に優れた屋根材ですが、リフォーム保証がなかったり施工地域が限定されたりするため、アルマにくわしく施工経験が豊富な専門業者を選ぶことが欠かせません。
「屋根修理の匠」では、このような経験豊富な屋根修理の専門業者を、都道府県別に探すことができます。
全国にいる優良屋根業者が多数在籍しているため、あなたに合った信頼できる業者をきっと見つけることができます。
アルマで屋根リフォームを検討する際には、ぜひ「屋根修理の匠」をチェックして安心してリフォームしてくださいね。
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