ピッタリの屋根修理の匠は見つかりましたか?
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京都市下京区のお客様より屋根修理のご依頼です。
弊社のホームページから、お客様より瓦の状態が気になり、葺き替えを検討しているというご相談をいただきました。
現地調査にお伺いしましたところ、瓦全体が劣化しており、表面にはヒビや欠けが見られ、一部の瓦の色も変色していることが確認されました。お客様からは屋根を軽量化したいとのご希望がありましたが、寺院の周辺であるため、景観条例の規定により、瓦またはルーガ雅(カラーはグレーなど控えめな色指定)以外の選択肢は制限されているとのことでした。
そのため、軽量瓦であるROOGA(ルーガ)雅の施工をご提案させていただくことになりました。
こちらが既存の和瓦の様子です。
瓦の表面にはひびや欠けが見られ、一部の瓦の色も変色しています。
瓦屋根は非常に丈夫な屋根材ですが、一生ものではありません。劣化が進むと、下地材の防水機能が低下し、雨漏りの原因となる可能性もあります。
今回は、既存の瓦をすべて撤去し、葺き替え工事を施工していきます。
▷参考記事:京都でよく見られる日本瓦の種類や雨漏りを防ぐメンテナンスとは?
既存の瓦を撤去した後、屋根の下地(野地板)、ルーフィング(防水シート)、屋根材の手順で施工していきます。
ROOGA(ルーガ)雅は、ケイミュー社が製造・販売している軽量瓦屋根で、近年、リフォームや新築において幅広く採用されている人気の屋根材です。
その最大の特徴は軽さであり、一般的な粘土瓦と比べて重量が半分以下です。これにより、瓦の耐震性の欠点を補っています。 通常、瓦は焼成された粘土でできており、塗装は必要ありませんが、ROOGA雅はトップコーティングされており、紫外線に強く、汚れが付きにくい特徴があります。
さらに、独自の釘止め施工法により強風にも耐える強度を持ち、国土交通省による防火性能の認定を受けています。また、非常に高い断熱性能も兼ね備えています。 瓦から瓦への葺き替えをご検討中の方には、ぜひおすすめしたい屋根材です。
これにて葺き替え工事の完工です。
この度は山口板金にご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
葺き替え工事をおこなったことで、屋根の耐久性や防水性が高まりました。また屋根自体が軽くなり地震の揺れなど耐震性も向上しました。
京都といえば瓦屋根が特に多く見られ、その耐久性の高さから瓦は一般的に長持ちする屋根材として知られています。しかし、耐久性が高いとはいえ、定期的なメンテナンスが不要というわけではありません。
通常、瓦を固定する漆喰の寿命は15〜20年程度であり、瓦の下に敷かれる防水シートや屋根下地も瓦よりも先に寿命を迎えます。漆喰が劣化すると瓦が固定されず、強風時に飛ばされたり、瓦が落下したりする危険性があります。
また、屋根表面の瓦が欠けたり、ヒビが入ると、防水シートや屋根下地の劣化を促進し、建物全体の寿命を短くしてしまう可能性があります。
したがって、「瓦屋根だから大丈夫」という考えは持たず、10〜15年ごとには屋根の点検を行うことが重要です。欠けや破損が見られても、瓦の交換などの細かなメンテナンスが屋根の寿命を延ばす助けとなります。
京都での屋根修理や雨漏り修理など屋根に関するご相談は、山口板金にお任せください!
現場住所 | 京都市下京区 |
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施工内容 | 葺き替え工事 |
使用屋根材1 | ROOGA(ルーガ)雅 |
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