京都市右京区にて屋根修理〈スーパーガルテクトへのカバー工法〉

ご依頼のきっかけ・ご提案内容

京都市右京区のお客様より屋根修理のご依頼です。
屋根材が地面に落ちているのに気づかれ屋根の点検をして欲しいと、ご連絡がありました。

現地に訪問し屋根の点検を行ったところ、屋根材がかなり劣化しており、コケやカビが目立ち、ひび割れや破損が見られ、屋根材も剥がれている状態でした。屋根の状態から考えると、カバー工法がメンテナンスサイクルの面でも費用対効果が抑えられるので、カバー工法をご提案いたしました。

新しい屋根材には、耐久性のあるスーパーガルテクト施工しました。

Before

After

施工前の様子

カラーベストからスーパーガルテクトへの屋根カバー工法 施工前

こちらが既存のカラーベスト屋根の様子です。

既存の屋根には褪色やコケ・カビの発生し、そして破損が見られました。
また、一部の屋根材が剥がれており、その部分が落下したものと思われます。

カラーベストは、屋根材メーカーであるケイミューが販売しているスレート屋根材の商品名です。日本全国で普及しているため、屋根材の名称としても広く知られています。

カラーベストは軽量なため住宅への負担が少なく、価格も比較的安価な屋根材です。しかし、表面の塗装が経年劣化しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。初期コストを抑えられる一方で、定期的なメンテナンスコストがかかるというデメリットがあります。

施工中の様子

上記の点を考慮して、今回はカラーベストより高耐久なスーパーガルテクトでカバー工法を行いました。

ルーフィングの施工

既存屋根の上から新たにルーフィングを敷いていきます

カバー工法は、既存の屋根の上からルーフィングと呼ばれる防水シートを施工していきます。

今回使用したルーフィングは、ゴムアスファルトルーフィングです。改質アスファルトルーフィング、改質ゴムアスファルトルーフィング、またはゴムアスと略されることもありますが、すべて同じタイプの製品です。

通常、新築時などに特に指定がない場合、アスファルトルーフィングが使用されます。アスファルトルーフィングは耐用年数が比較的短く、一般的に耐久性の低い製品です。

一方、ゴムアスファルトルーフィングは、アスファルトに改質ゴムアスファルトを加えたもので、耐久性が20年以上と長寿命です。このようなルーフィングは、最終的に雨漏りから建物を保護するために重要です。高耐久性の屋根材と組み合わせることで、屋根全体の耐久性が向上します。

▷参考記事:雨漏り防止の強い味方!ルーフィング(防水シート)の種類と特長

スーパーガルテクトの施工

新しい屋根材には、スーパーガルテクトを施工していきます。

スーパーガルテクトは、エスジーエル鋼板を素材としています。ガルバリウム鋼板と比較して、耐食性が3倍以上に向上しています。さらに、高耐久性と高耐熱性を備えており、非常に軽量です。

そのため、カバー工法の施工にも適しています。

ルーフィングを敷き終えれば、新たな屋根となるスーパーガルテクトを葺いていきます

これにてカバー工法の完工です。

担当者からのコメント

この度は山口板金にご依頼をいただき、誠にありがとうございます。

屋根材が剥がれ、全体的に劣化した屋根を耐久性の高い屋根材でカバー工法することで、雨漏りの心配がなくなり、屋根の耐久性が向上しました。

スーパーガルテクトは耐久性が高く、スレートほど頻繁に塗り替えの必要がないため、ライフサイクルコストが抑えられます。また、スーパーガルテクトには断熱と遮熱の機能もあるため、特に屋根が高温になる夏場などには室温が快適に保たれやすくなる効果が期待されます。

京都での屋根修理や屋根メンテナンスのご依頼は、ぜひ一度、山口板金にお問い合わせください!

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