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大阪府大阪市にてスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法
更新日：
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、ご提案内容
大阪府大阪市にて、屋根修理のご相談をいただきました。
今回、天井からの雨漏りが確認され、現地調査に伺ったところ、既存のスレート屋根が経年劣化しており、ひび割れや棟板金の浮きが見受けられました。雨水が侵入し、一部下地の傷みも確認されましたが、大規模な損傷は見られなかったため、コストパフォーマンスに優れた「屋根カバー工法」をご提案させていただきました。
屋根カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工するため、解体作業が不要で工期を短縮し、廃材も少なく済む方法です。耐久性も高められるため、今後のメンテナンスコスト削減にもつながります。
大阪府大阪市でのスレート屋根修理の施工の様子です。
施工前
こちらが施工前です。
経年劣化による色褪せや板金の劣化、屋根材のひび割れなどの症状が散見できる状態でした。
これらの劣化症状が、雨漏りにつながっている可能性が高いと判断して施工を開始します。
施工中
施工の様子をご紹介します。
まず、既存の棟板金を撤去しました。棟板金とは、スレート系の屋根（カラーベスト・コロニアルなど）で、屋根の面が合わさる角部分に取り付けられている金属部品です。この部分は雨水が入りやすい場所でもあり、棟板金があることで屋根材の継ぎ目を覆い、雨水の浸入を防ぎます。また、屋根材を固定する役割も果たしており、重要なパーツです。
これをしっかりと取り外し、新しい屋根材を取り付ける準備を進めていきます。
棟板金の撤去が完了したら、次に「ゴムアスファルトルーフィング」を設置します。屋根材だけでは十分に雨水の侵入を防ぐことができないため、実際に屋内への浸水を防いでいるのはこの防水シートやルーフィングと呼ばれる下葺き材です。このルーフィングは目立たない部分ですが、非常に重要な役割を担っており、隙間なく丁寧に敷く必要があります。
特に2006年以降のカラーベスト屋根材には、石綿（アスベスト）が含まれている可能性があるため、粘着式のルーフィングを使用しないように注意が必要です。
寄せ棟部・下地木・捨て水切り板金施工の様子です。
屋根板金は、屋根の接合部分や谷のような雨水が集まりやすい箇所を保護する役割を担っています。これらの部分は特に雨水の影響を受けやすいため、適切な施工が不可欠です。もし板金がなければ、屋根はその弱点を抱えたままとなり、短期間で深刻なダメージを受ける可能性があります。接合部分が劣化すれば、雨漏りが発生するのは時間の問題です。
今回採用した「スーパーガルテクト」のシェイドブラックは、遮熱性能と断熱材の組み合わせで高い断熱効果が期待できる優れた屋根材です。これを一枚一枚慎重に設置することで、屋根全体の耐久性を強化し、長期的な快適さを提供します。
最後に棟板金を取り付け、大屋根の施工が完了です。
玄関上部・下屋根も同様に屋根材を施工して完工です。
担当者からのコメント
この度は、株式会社エーストラストにご依頼いただき、誠にありがとうございました。
スレート屋根の耐用年数はおよそ30年程度とされています。古くなったスレート屋根のリフォームには、「葺き替え」と「カバー工法」の2つの選択肢があります。
理想的なのは「葺き替え」で、古いスレートをすべて取り外し、新しい屋根材に張り替える方法です。しかし、カバー工法は葺き替えよりもコストと工期を抑えることができ、経済的な負担を軽減できる点がメリットです。
特に、アスベストを含むカラーベストの屋根の場合、葺き替えには高額な費用がかかるため、多くの方がカバー工法を選ばれています。ただし、築30年以上で屋根が大きく傷んでいる場合や雨漏りが発生している際は、葺き替えが必要となります。
カバー工法は、屋根の状態が比較的良い場合にのみ適した方法です。
大阪での屋根修理や雨漏り対策は、ぜひ株式会社エーストラストにお任せください！
工事の概要
| 現場住所 | 大阪府大阪市 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根修理〈スレート屋根カバー工法〉 |
| 使用屋根材1 | スーパーガルテクト（シェイドブラック） |
