東京都葛飾区にて屋根修理〈築２０年戸建て横暖ルーフへのカバー工法〉

施工前の様子

こちらが施工前の様子です。
屋根の全体に色褪せが見られます。
「色褪せなん劣化て大丈夫でしょ」と思われる方もいるかも知れませんが、油断は禁物です。劣化を放置すると、屋根にヒビやかけが発生し、屋根自体が弱くなってしまいます。また、見えない部分で傷みが進行している場合もあります。

施工の様子

今後の快適な暮らしのためにも、屋根の劣化を修理していきましょう♪
今回はカバー工法を採用し、施工を行います。カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を施す技法で、既存の屋根材を解体する必要がないため、費用や施工期間を短縮できます。

屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説

1,下地の新設

では、屋根の土台となる下地を作っていきましょう。
屋根のてっぺんにある「貫板」や「棟板金」　を撤去してから、作業に移ります。

写真のように、屋根の下地にはルーフィングシートが必要です。ルーフィングシートは、屋屋根用の防水シートで、雨漏りを防ぐうえで重要な役割を果たします。しかし、劣化が進むと破れたり、穴が開いたりしてしまうため、注意が必要です！
今回は、田島ルーフィングの「PカラーEX＋（プラス）」を使用しました。この製品は、耐久性などの基本性能に優れ、高いコストパフォーマンスを誇る製品です。
これで下地はばっちりです！

屋根の寿命はルーフィング材で決まる

2,雪止め金具の設置

次に、ルーフィングシートの上から「雪止め金具」を設置します。この部品は、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちるのを防ぐ役割があります。雪が降ると、雪が大きな塊になって屋根に積もることがありますよね。そうした雪がまとまって落ちると、けがや事故につながるため、こうした雪止め用の金具が必要になります。

３,屋根材の新設

それでは、お待ちかねの屋根材を新設していきましょう！
今回使用した屋根材は「横暖ルーフ」です。この製品は高耐久性の上、断熱性能も高いため非常に人気の高い製品です。また、メーカー保障も手厚く、穴あきなどのトロブルにも25年の保障がついています。今回は、ブラウンを選択していただきました♪
雨漏りが発生しないように、隙間なく設置していきます。

ちなみに、雪止め金具はルーフィングと屋根材の間に設置されるため、屋根からはこんな風に見えます。

4,貫板、棟板金の設置

最後に、貫板と棟板金を設置します。貫板も棟板金も屋根の面と面を繋ぐ重要な役割を果たし、屋根の一番高い部分に取り付けられます！この部分は特に雨風にさらされやすいため、しっかり固定しておきます。

完工

以上にて、施工は完了です。いかがでしょうか？
色褪せが見られた屋根はブラウンに統一され、新築のような仕上がりになりました。機能性に関しても、ルーフィング材による防水や新しい屋根材による断熱性・耐久性が高まりました♪これで、もう安心です！

担当者からのコメント

この度は、株式会社ハヤシにご依頼いただき、ありがとうございました。屋根の劣化に早期に気づいていただき、相談いただけたことで、雨漏りなどの被害が起こる前に適切に修理することができました。住宅などの建物は、どうしても経年劣化が発生します。こうした劣化は家の不調を表すサインでもありますので、劣化に気が付いたタイミングで一度相談いただくのが良いかと思います。株式会社ハヤシではご相談や現地調査など、無料で承っております。どうぞお気軽にご相談ください。

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