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屋根材「デネブエアルーフ」とは?特徴やメンテナンス方法を解説

デネブエアルーフ
(画像引用:デネブエアルーフ|株式会社ハウゼコ

住まいの快適さと安全性を保つためには、屋根材の選定が欠かせません。

近年、注目されている「デネブエアルーフ」は、その優れた性能を持つ屋根材として、多くの建設業界関係者から注目されています。

この記事では、そんな注目の屋根材「デネブエアルーフ」にスポットを当て、その特徴や性能について詳しくご紹介します。

長持ちさせるためのメンテナンス方法についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

デネブエアルーフとは

デネブエアルーフ
(画像引用:デネブエアルーフ|株式会社ハウゼコ

デネブエアルーフは、換気部材メーカーであるハウゼコが開発・販売している縦葺きの金属屋根材です。

これまでにない全く新しい工法を採用し、屋根の下地材の湿気を逃すことで、湿気による屋根の腐食を防ぎ、50年安心して住める家を目指しています。

施工方法は従来の立平葺きと変わりませんが、デネブエアルーフは立平のなかでも「通気立平」と呼ばれるジャンルに位置付けられており、ガルバリウム鋼板で造られています。

次の章では、デネブエアルーフの特徴について、詳しくご紹介していきます。

デネブエアルーフの特徴

デネブエアルーフには、以下のような特徴があります。

・屋根の寿命が長い
・通気性がある
・台風に強い
・耐久性や速乾性、施工性などが高い

屋根の寿命が長い

デネブエアルーフの最大の特徴は、屋根の寿命が長い点です。

屋根の寿命は野地合板の含水率に大きく左右されます。木材は含水率が20%以上になると腐朽菌が活発になり、腐食が進行していきます。

そのため、木材の腐食を防ぐには含水率を20%以下に保つことが重要です。

デネブエアルーフは、他の屋根材と比べて通気性が格段に優れており、野地合板の含水率を20%以下と低く保つことが可能です。

このように、含水率を低く保つことで木材の腐食を防ぎ、結果として長寿命の屋根を実現することができるのです。

通気性がある

先ほど、デネブエアルーフは通気性に優れているとお伝えしましたが、その理由はデネブエアルーフの構造にあります。

デネブエアルーフは、透湿ルーフィングを採用しています。

透湿ルーフィングとは、屋根材と野地板の間に敷く防水シートの一種で、ポロエチレンなどを主材料として作られており、一般的な防水シートよりも通気性が高いといった特徴を持っています。

防水シートとして透湿ルーティングを使用することで、住宅の上部に出てくる湿気を含んだ暖かい空気を速やかに排出させることができます。

一方で、雨のように大きな水の塊は通さないため、防水性にも優れています。

デネブエアルーフは、このような特徴を持つ透湿ルーフィングを採用することで、他の屋根材よりも通気性が格段に優れているのです。

台風に強い

デネブエアルーフのもう一つの特徴として、台風に強いという点が挙げられます。

近年、日本では台風の規模が大型化しており、毎年、多くの住宅が超大型台風によって屋根に被害を受けています。

一般的に、金属屋根は屋根材の中でも比較的台風の影響を受けにくいとされています。

しかし、現状では金属屋根であっても様々な条件が重なることで被害を受けることがあります。その大きな原因として、金属屋根の腐朽した野地合板や錆びた釘が挙げられます。

屋根材の通気性の悪さは野地合板の腐食や釘が錆びる原因となります。腐食した野地合板や錆びた釘をそのまましておくと、屋根材の固定力が低下するため、台風などの強風によって屋根材が吹き飛ばされてしまう可能性が高くなります。

先ほどご紹介した通り、デネブエアルーフは他の屋根材よりも通気性が高いため、野地合板の腐食や釘のサビを防ぐことができます。これにより、部材を健全に保ち、台風などの強風から屋根を守り続けることができるのです。

その他

他にもデネブエアルーフには、以下のような特徴があります。

【下地で屋根の耐久性を向上】
通気性が良く、野地合板の含水率を20%以下に保つことで、下地の腐食を防ぎ、耐久性を向上させます。

【透湿ルーフィングとの組み合わせで万一の地板が濡れても速やかに乾燥】
通気性の良い透湿ルーフィングと組み合わせることで速乾性が高まり、万が一、地板が濡れてしまった場合でも速やかに乾燥させることができます。

【これまでの立平と同じ工程のわかりやすく優れた施工性】
新型の屋根材でありながら、従来の立平葺きと同じ工程なため、施工性が高いです。

デネブエアルーフはこれらの特徴を持ち、信頼性の高い屋根材として注目されています。

デネブエアルーフのメリット

メリット

ここからは、デネブエアルーフをはじめとした立平葺きの屋根を使用する4つのメリットについてご紹介していきます。

立平葺き屋根には、以下のようなメリットを持っています。

・カバー工法が可能
・工期が短い
・ドーム型に加工できる
・工事費用が安い

順番に見ていきましょう。

カバー工法が可能

既存の屋根がコロニアル屋根の場合、立平葺きによるカバー工法を実施することができます。

カバー工法は、既存の屋根の上から被せるように施工する方法です。この方法により、家の断念性や遮音性を向上させることができます。

工期が短い

立平葺きは他の屋根材と比べて工期が短いという特徴があります。

基本的に、あらかじめ用意した板金を貼る作業が中心となるため、施工に時間を要しません。そのため、他の葺き方よりも工期が短縮される傾向にあります。

特に、面積のある大型の屋根やシンプルな切妻屋根では、この利点が有効だといえるでしょう。

ドーム型に加工できる

一般的に、立平葺きは採用半径R=2mまで対応できるため、曲線型やR型、アーチ形などいわゆるドーム型の屋根にも適用されます。

そのため、屋根の形はもちろん、太陽光パネルやエアコンの室外機などを屋根面に設置している場合にも採用しやすくなります。

工事費用が安い

立平葺きは他の屋根材と比べて工事費用が安いのも特徴の一つです。

その理由として、基本的に金属屋根は他の屋根材と比べると費用が抑えられることが挙げられます。材料費が比較的低廉であるため、コストを抑えることができます。

さらに、カバー工法を実施する場合、既存の屋根材の撤去が必要ないため、撤去費用や廃材の処分費用がかかりません。

ただし、デネブエアルーフについては、通常の金属屋根よりもやや高めです。しかし、他の金属屋根よりも耐久性や通気性がある点などを考慮すると、長期的な視点での投資としてはコストパフォーマンスが高いと判断される方も多いでしょう。

デネブエアルーフのデメリット

デメリット

デネブエアルーフをはじめとした立平葺きにはメリットがたくさんある一方で、次のようなデメリットも存在します。

・断熱性に劣る
・雨音が響く
・施工条件がある

順番にご紹介していきます。

断熱性に劣る

立平葺きは一般的に断熱性能が低い傾向があります。

立平葺きは金属屋根であるため、太陽の熱や気温の影響を受けやすく、夏場は室内が暑くなりやすい、一方で冬場は逆に冷え込みやすいといった特性があります。

快適性を確保するためには、屋根裏に断熱シートや遮熱シートを設置するなど対策を講じる必要があるでしょう。

雨音が響く

立平葺きは、屋根面が金属やその他硬質材料で覆われているため、雨音が大きく響きやすいという特性があります。

このため、雨の日や強風の日には室内での雨音が気になる場合があります。

ただし、断熱材や遮音シートを使用することで雨音を抑えることは可能です。

施工条件がある

立平葺きの屋根材は、あらかじめ工場で加工されたものを現場に持ち運びます。

繋ぎ目のない一枚板となっており、大型の屋根の場合は4tトラックで搬入するケースも少なくありません。

そのため、道路環境や荷下ろしスペースなども考慮する必要があります。

デネブエアルーフはこんな人におすすめ

優れた性能を持つ屋根材として多くの建設業界関係者から注目されているデネブエアルーフですが、次のような方におすすめです。

・新築で立平葺きを検討されている方
・縦葺きの金属屋根の葺き替え工事を検討されている方

デネブエアルーフは、一般的な金属屋根材よりも材料費が高い傾向にあります。しかし、耐久性や通気性が高いため、健全な状態で長く維持できるといった特性を持っています。

そのため、長期的なコストパフォーマンスを見ると選択するメリットが大きいです。

また、一般的な金属屋根材を葺く場合、断熱材を敷くケースが多いですが、基本的にデネブエアルーフでは必要ありません。

材料費は高くなっても断熱材の費用がかからないため、総合的に見るとコストを抑えることができる可能性が高くなります。この点を考慮すると、長期的な視点での投資としてメリットが大きいといえます。

デネブエアルーフのメンテナンス方法

50年以上の屋根を目指して開発されたデネブエアルーフですが、50年以上ノーメンテナンスというのは難しいでしょう。

そこで、ここからはデネブエアルーフを50年以上使い続けるために、効果的なメンテナンス方法についてご紹介していきます。

定期的な清掃

屋根は常に外気にさらされているため、定期的な清掃を行うと良いでしょう。

具体的な内容としては、屋根表面の汚れや落ち葉、ほこりを除去します。このような清掃を行うことで屋根材や換気部材の劣化を防ぐことができます。

また、季節ごとに行うことで、湿気の蓄積を防ぎ、屋根の通気性を維持します。柔らかいブラシや水を使い、優しく清掃すると良いでしょう。

ただし、屋根のような高所での作業は危険が伴いますので、専門業者に依頼することをおすすめします。安全対策を徹底し、適切な作業を行いましょう。

目視点検

定期的に屋根の目視点検を行うことも重要です。

屋根全体を視覚的に点検することで、破損や変色、異物の積み重なりなどを早期に発見することができます。

特に、風や雨の影響を受けやすい場所は頻繁に確認し、修復が必要な箇所を見つけたら迅速に対処しましょう。

気になる点を見つけたら、専門業者に相談してみてください。適切な修理や補修を行うことで、屋根の安全性と耐久性を保つことができます。

換気部材の点検

デネブエアルーフの換気部材点検は効率的な通気を保つために重要です。

定期的な点検で、詰まりや効率の低下を確認し、必要に応じて清掃や修理を行います。

通気性を維持することで、デネブエアルーフが本来持つ性質が最大限に発揮され、屋根下の湿気や熱の蓄積を防ぎ、屋根材の寿命を延ばします。

ただし、部材点検については専門業者でないと難しいため、屋根の施工業者や修理業者などに依頼されることをおすすめします。

専門業者による点検

専門業者による定期的な屋根の点検は、細部まで丁寧にチェックし、隠れた問題を発見します。

屋根全体の状態を評価し、必要な修理や改修を提案してくれるため、屋根の安全性と耐久性を確保するのに役立ちます。

こまめに行う必要はありませんが、気になる点がなくても数年に一度は専門業者による点検を実施しておくと屋根の長寿命にもつながり安心です。

防水対策

デネブエアルーフの防水対策は、雨漏りを防ぐために必要不可欠です。

定期的な点検を通じて屋根材や防水シートの状態を確認し、必要に応じて補修や交換を迅速に行うことが重要です。

防水対策が不十分な建物は、雨漏りが発生しやすく、放置期間が長ければ長いほど建物全体に深刻な被害をもたらす恐れがあります。

定期点検と併せて、防水対策ができているか専門業者に確認してもらうと良いでしょう。

まとめ

50年以上の屋根を目指すデネブエアルーフは、多くの建設業界関係者から注目されている新型の屋根材です。

しかし、50年以上もつとはいえ、定期的なメンテナンスは必要だといえるでしょう。

屋根修理の匠は、全国の優良屋根修理業者を紹介しています。屋根の葺き替えを検討している方や、屋根の修理業者をお探しの方、デネブエアルーフを検討されている方などで、信頼できる優良業者への依頼を希望される方は、ぜひ屋根修理の匠へご相談ください。

職人ご紹介の流れ

気になる職人さんがいれば、直接ご連絡いただくか、フォームから「ご希望の屋根修理業者」をご記入の上お問い合わせください。

01

お問い合わせ

電話やLINE、メールからお気軽にお問い合わせください。

02

職人から折り返し

お伝えいただいた内容から、お住まいの地域の職人をご紹介します。

03

現地調査

職人が現地にお伺いして現地調査を行います。

04

見積り提出

調査の結果をもとに、無料お見積りと工事のプランを提出します。

05

着工

お見積りや工事にご納得いただければ屋根工事に着工します。

屋根修理に関するよくあるご質問

台風や強風など自然災害による屋根の破損の補修には、ご加入の火災保険が適用される場合があります。
劣化が原因の雨漏りなど、原因が自然災害ではなく経年劣化である場合は適用されないためご注意ください。適応されるかどうかはご加入の保険会社にご相談ください。

参考記事:屋根修理に火災保険が使えるの?条件や申請方法などを徹底解説

簡単な補修なら数万円程度で済む場合もありますが、屋根カバー工法や葺き替えなど大規模な工事になると100万円以上かかることもあります。屋根材や劣化状況によって費用が大きく変わるため、まずは現地調査で確認することが大切です。

雨漏りが発生している場合は、すでにルーフィングシートなどの屋根の防水機能が劣化している可能性があります。そうなると野地板にも腐食が起こっている可能性も高くなり、葺き替えなど大がかりな工事が必要なことも。
そうなる前の、劣化症状に気付かれた早めの段階で点検や修理をご依頼いただくことが、家の劣化を防ぐことや費用を抑えることにつながります。早めの点検がおすすめです。

もちろん対応可能です。
『屋根修理の匠』には、今すぐ修理工事の必要が無いにも関わらず、修理の必要性を強調したり不安を煽ったりするような悪質な業者は登録されていませんので、ご安心の上お気軽にお問い合わせください。

屋根修理については、それがたとえ瓦数枚の差し替えのような小工事であっても、プロに任せるのが得策です。高所作業になるので、大きな事故や怪我のリスクがあります。
専門家ではない方が作業をすることで、かえって被害が悪化するケースもあります。
素人作業によって屋根上の水の流れが変わり、適切に水を地上に排水できなくなり雨漏りが起こった、という事例もあります。

参考記事:屋根修理って自分でDIYできるの?メリット・デメリット、注意点などを紹介

屋根の状態や立地などによって多少前後しますが、平均的な戸建て住宅(35坪程度)であれば、
・葺き替え工事なら1週間〜10日程度
・カバー工法なら5〜7日程度
が平均的な工事日数です。

突然やってきた業者に「屋根が浮いている」「今すぐ修理しないと危険」と不安を煽られた場合、その場で契約しないようにしてください。まずは写真などで状態を確認することや、別の業者にも点検を依頼するなど、落ち着いて判断することが大切です。
屋根修理は業者によって提案内容や費用が異なることもあるため、複数の業者に相談することで状況を比較しやすくなります。
まずはお近くの屋根の専門業者に現地調査を依頼して屋根の状態がどうなっているのか、工事が必要なのか、事実を確認することをおすすめします。

参考記事:屋根修理の悪質訪問販売が急増中!被害を防ぐためのチェックリストと対処法

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