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積水ハウスで家を建てたいと考えたときどのような屋根材が使えるのか、気になったことはありませんか?
積水ハウスでは屋根材や屋根の形状など、さまざまな組み合わせから選ぶことができます。
そこで今回は、積水ハウスで使用される屋根材の種類について解説します。ほかにも選べる屋根の形状やメンテナンスにかかる費用相場についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
積水ハウスで採用される屋根材は、大きく分けて以下の4種類です。
・スレート屋根(主に木造住宅「シャーウッド」で標準仕様)
・陶器瓦(主に鉄骨住宅で標準仕様)
・金属屋根(ガルバリウム鋼板など)
・太陽光パネル一体型屋根
それぞれの特徴を解説します。
スレートは、木造住宅「シャーウッド」で標準的に採用される屋根材です。セメントと繊維を主原料とし、厚さ約5mmに加工した板を重ねて施工します。
フラットな形状が多く、すっきりとした外観を演出できるほか、軽量であるため耐震性に優れている点が特徴です。比較的価格が抑えられることもあり、幅広い住宅で採用されてきました。
また、寄棟や切妻、片流れ、陸屋根など多様な屋根形状に対応可能です。シャーウッドでは一般的な5寸勾配に加えて、緩勾配(2.5寸)にも対応。太陽光パネルの搭載を前提とした設計も可能となっており、環境配慮とデザイン性を両立しています。
鉄骨住宅の標準仕様として採用されるのが陶器瓦です。粘土を成形後、高温で焼き上げ、表面に釉薬(うわぐすり)と呼ばれるガラス質の層を施すことで、耐久性と美観を兼ね備えています。
陶器瓦は、和風・洋風・スパニッシュなどバリエーションが豊富で、住宅のデザインに合わせやすいのが魅力です。耐用年数は50年以上とも言われ、長期的に安心できる屋根材といえます。
また、表面の釉薬は色あせや劣化に強く、塗装によるメンテナンスを必要としないため、将来的な維持費用を抑えられるのも大きなメリットです。積水ハウスでは、陶器平瓦に合わせて太陽光パネルを組み込める設計も提供しており、街並みに調和するシルエットを保ちながら発電機能を持たせることができます。
積水ハウスの公式標準仕様ではありませんが、オプションやプランによっては金属屋根(ガルバリウム鋼板など)が採用されるケースもあります。
ガルバリウム鋼板はアルミと亜鉛の合金めっきを施した鋼板で、サビに強く耐久性に優れているのが特徴です。スレートや瓦に比べてさらに軽量で、耐震性を重視する住宅やシンプルモダンな外観デザインに好まれます。
一方で、断熱性・遮音性は他の屋根材に比べて弱いため、遮熱材や断熱材と組み合わせた施工が推奨されます。
積水ハウスでは、屋根材と太陽光パネルを一体化させたシステムも提供しています。従来の「屋根の上に後付けするパネル」とは異なり、屋根材と同じサイズのパネルを瓦やスレートに組み込む設計です。
この方式は、外観デザインを損なわず、屋根のシルエットを保ちながら発電機能を備えられるのが大きな特徴です。寄棟屋根にも対応しており、方位を気にせず配置できる点も魅力です。
エネルギー効率と意匠性を両立した積水ハウスならではの提案といえるでしょう。
屋根は「野地板 → ルーフィング(防水シート) → 屋根材」という構成で成り立っています。屋根材だけでは防ぎきれない雨水をルーフィングが受け止め、雨漏りを防止します。
積水ハウスでは、耐久性に優れた改質アスファルトルーフィングを採用。さらに雨水が侵入しやすい箇所にはゴムシートを増し貼りするなど、細部まで配慮した施工が行われています。
加えて、軒樋には独自形状と特殊樹脂を用いることで、経年による色あせや劣化を防ぐ工夫も施されており、長期にわたり安心して住まいを守れる仕様になっています。
積水ハウスで選べる屋根の形状は主に以下の4種類です。
・片流れ屋根
・切妻屋根
・寄棟屋根
・陸屋根
それぞれ解説します。
片流れ(かたながれ)屋根は一方向のみに傾斜がある形状の屋根です。オシャレなデザインや太陽光パネルを設置しやすいといったメリットがあり人気の屋根の形状です。
そのほか、天井が高くなるため開放感のある室内空間にできたり、ロフトも設置しやすかったりといったメリットもあります。
一方で、片方のみの傾斜になるため雨樋(あまとい)に雨水やゴミが溜まりやすくなり、定期的に清掃を行わないと雨水を正しく排出できなくなるため雨漏りに繋がりやすいデメリットもあります。
また、傾斜の反対部分は外壁を守る軒の部分がなく、直接紫外線や雨水が当たる範囲が多くなり外壁への負担も大きく劣化も早くなります。
切妻(きりづま)屋根は三角屋根とも呼ばれ、2つの傾斜がある山形の屋根です。昔からある一般的な屋根の形状です。
切妻屋根は単純な形状からコストが安くすむだけでなく、水はけもよいことから雨漏りにも強い屋根でもあります。
ただし、単純な形状から個性を出しにくく、デザイン性を求める人には物足りなさを感じる屋根です。
寄棟(よせむね)屋根は四方向に傾斜がある形状をした屋根です。寄棟屋根は4方向それぞれに軒があるため、すべての面の外壁を紫外線や雨風からしっかりと保護できます。
切妻同様、派手さはありませんが落ち着いた印象になり、飽きが来ない受け入れやすい屋根の形状です。
デメリットとしては、屋根が4面あるため屋根材が多くなり設置コストが高くなります。また、屋根裏のスペースを取りにくかったり、太陽光パネルの設置面積が少なくなったりといったことが挙げられます。
陸屋根は「ろくやね」または「りくやね」と呼ばれており、屋根の傾斜がほとんどない屋根です。陸屋根は屋根が平らなことで屋上として活用できることや、屋根裏がないため天井が高く、室内空間を広く取れるといった特徴がある屋根です。
陸屋根は傾斜がほとんどないため、水はけが悪くなり雨漏りしやすくなります。雨漏り防止で防水塗装や防水シートを施工しますが、定期的な防水工事が必要となります。
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一般的な住宅で使用される屋根の種類は主に以下の4つです。
それぞれ解説します。
瓦にもいくつか種類があり、上の章で紹介した色ツヤがある陶器瓦、耐久性が高く瓦の主流といえる粘土瓦、燻(いぶ)して焼き上げるいぶし瓦があります。
粘土瓦は産地の名前が付いているものがあり、愛知県三河の三州瓦、島根県石見の石州瓦、兵庫県淡路島の淡路瓦があります。これらの瓦は日本三大瓦と呼ばれており、その中でも三州瓦は流通している粘土瓦の約6割を三州瓦が占めています。
また、素焼きで仕上げる素焼き瓦、セメントを主成分とするセメント瓦、セメントに砂利を混在させたモニエル瓦があります。
金属製の屋根として、近年はガルバリウム鋼板、SGL鋼板がよく使われています。これまでの金属製の屋根といえばトタンがありましたが、サビやすく断熱性や遮音性も低いのがデメリットでした。
トタンに代わるものとして、サビに強く耐久性のあるガルバリウム鋼板やSGL鋼板が主流となっています。断熱材と一体になったケイミュー社が販売するスーパーガルテクトが有名です。
SGLはガルバリウムをベースにマグネシウムの防腐性能や耐食性を向上させたものです。腐食が起こりやすい塩害地域にはとくにおすすめできる屋根材です。
スレートは上でも解説したとおり、セメントを主材料とした屋根材で、積水ハウスのシャーウッドでも標準装備となっている屋根の素材です。
スレートには粘板岩(ねんばんがん)とよばれる天然石を使った天然スレートと、セメントに繊維質を混ぜて固めて作る化粧スレートの2種類の素材があります。
一般的な住宅で使用されるのは化粧スレートの方です。
主材料となるアスファルトにガラス繊維(グラスファイバー)をコーティングして、表面を砂粒でコーティングした屋根材です。防水性が高く、表面にコーティングした砂が雨音を拡散する効果があり遮音性にも優れています。
また、軽量のため耐震性にも強く、カッターやハサミで簡単にきれるため施工性にも優れた屋根材です。
デメリットは、表面の砂粒が経年劣化で剥がれてしまうことや軽いため突風などの強い風で飛ばされやすいことです。
積水ハウスの屋根材のメンテナンス方法は、主に以下の4つです。
・再塗装
・部分交換
・カバー工法
・葺き替え
それぞれ解説します。
屋根の劣化状況が軽度であれば再塗装が可能です。ただし、雨漏りしていたり、屋根の寿命を延ばしたりする用途では塗装はできません。
再塗装は使用する塗料の種類にもよりますが、40〜60万円程度です。
瓦屋根やスレート屋根は部分的な交換が可能です。部分的に欠けや割れが発生していたら、破損した部分のみ交換が可能です。
カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を覆う(カバー)するメンテナンス方法です。既存の屋根材を撤去する必要がないため、廃材や撤去費用などが抑えられます。断熱性や防水性の向上も期待できます。
ただし、屋根が二重になり重量が増してしまうため耐震性は落ちてしまいます。カバー工法は使用する屋根材にもよりますが、100〜160万円程度です。
葺き替えは既存の屋根材をすべて撤去して、新しい屋根材に交換する方法です。屋根材や防水シートなどの傷みが激しい場合や、雨漏りしている場合はこの葺き替えになります。
葺き替えは既存屋根の撤去費用や廃棄費用が別途発生するため、費用は180〜200万円程度です。
積水ハウスで建てた家の屋根を、屋根修理専門業者へ依頼する際のポイントは以下のとおりです。
・複数の業者で見積もりを比較する
・屋根のリフォームを専門とする業者へ依頼する
・業者の保証やアフターサービスがあるかを確認する
それぞれ解説します。
屋根のリフォームをする際、複数の業者から見積りを取ってリフォーム費用相場を把握することが大切です。
1社のみだと工事費用の相場が把握できずに、提示された見積もりが高いか低いかの判断ができません。悪徳業者に当たってしまった場合、業者の利益となる余計な費用を取られてしまったり、本来使用するべき塗料からグレードの低い塗料へすり替えられたりする可能性があります。
悪徳業者に騙されないためにも、見積もり価格と合わせて業者のサービス品質も確認することが大切です。
屋根のリフォームをする際は、屋根に関するリフォームを専門とする業者へ依頼することが大切です。屋根や外壁などはそれぞれ専門分野があります。屋根板金(修理)業者、塗装業者、瓦修理業者などさまざまです。
もちろん、ハウスメーカーや工務店でも修理はできるでしょう。しかし、屋根のリフォーム業者は屋根に関するスペシャリストです。屋根の劣化状況に合わせて最適なアドバイス、工事を提案、修理をしてくれます。
業者の保証やどのようなアフターサービスがあるかは、契約時に確認しておきましょう。実際に、工事保証やアフターフォローがない業者も存在します。
そのような業者に当たってしまった場合、工事後に何か不具合が起きても対応してくれません。屋根のリフォーム後に雨漏りするケースもあります。
施工手順が間違っていたり、取り付けるべき建材が取り付けられていなかったりする場合は、もちろん業者の責任です。
しかし、雨漏りの場合、すぐに気付けるとは限りません。実際に雨漏り調査をしなければ施工不良だったという結果もわかりません。時間が経過してしまった場合は「うちの責任ではない」と逃げられるケースもありますので、そのようにならないためにも、工事保証は大事です。
修理後の保証やアフターフォローがある業者を必ず選ぶようにしましょう。
今回は、積水ハウスで採用される屋根材の種類と特徴について解説しました。
積水ハウスで使用される代表的な屋根材は以下のとおりです。
・スレート屋根(木造「シャーウッド」で標準仕様)
・陶器瓦(鉄骨住宅で標準仕様)
・金属屋根(ガルバリウム鋼板など、プランやオプションで選択可)
・太陽光パネル一体型屋根(デザインと発電を両立)
さらに、片流れ・切妻・寄棟・陸屋根といった多彩な屋根形状に対応し、住まいのデザイン性と機能性を両立できるのも積水ハウスの特徴です。
また、高耐久ルーフィングや独自設計の軒樋など、防水や経年劣化への対策も標準仕様に含まれており、長期にわたり安心して暮らせる住まいづくりが行われています。
屋根材は時間の経過とともに、汚れや色あせ、ひび割れなどの劣化が必ず現れます。軽度の劣化なら再塗装や部分補修で対応できますが、進行している場合はカバー工法や葺き替えといったリフォームを検討する必要があります。
少しでも異変を感じたら、早めに専門業者に点検を依頼することが大切です。
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まずは一度見積もりを取り、最寄りの信頼できる業者を見つけてみてはいかがでしょうか。
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