八王子市にて屋根修理〈築22年戸建てのカバー工法工事〉

施工前

全体的に色が褪せているのが分かります。
ところどころに苔も繁殖しています。
築22年とのことで、スレートの耐用年数を考えると、そろそろ屋根修理が必要となってくる時期です。
既存屋根の上から新しい屋根を設置するカバー工法で施工をおこなっていきます。

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施工中

棟板金撤去

屋根頂上部の「棟板金」を撤去します。
胸板金は屋根と屋根の隙間から雨が入り込まないよう隙間をカバーするように取り付けるのですが、その下に「貫板」とよばれる土台を設置して固定力を高めます。
こちらの写真の木製の板が貫板です。

貫板撤去

貫板も撤去していきます。
今回施工させていただく「カバー工法」では、既存屋根はそのまま残しますが、棟板金と貫板だけは、出っ張りとなり新しい屋根材に干渉するので、取り外す必要がありました。

防水シート設置

既存屋根の上から新しい防水シートを設置します。
田島ルーフィングの「タディスホワイト」を使用いたしました。
耐用年数が約３０年と非常に長寿命なことが特徴で、耐久性のある屋根材とも相性がよいです。

役物板金設置

屋根の角度が変わり箇所は谷状となり、雨が集まります。
雨漏りの原因になりやすいので、専用の板金で補強していきます。

屋根の端も断面が雨水に晒されることがによう、専用の板金で固定します。

屋根葺き＜シルキーG２＞

新し屋根材「シルキーG２」を設置します。
シルキーＧ２は断熱材一体型のガルバリウム鋼板で、厚さ９ｍｍのウレタンフォームを貼り付けることで、熱が伝わりやすい金属屋根にもかかわらず、高い断熱性が備わっています。
金属屋根で心配される「雨音」もこのウレタンフォームによって抑えることができます。

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貫板設置

頂上部分には新しい貫板を設置します。
雨水が入らないよう、ここにも防水テープを貼り付けております。

換気棟開口

棟の一部には換気棟を設置し、屋内の湿気を逃すことができるようにしています。

棟板金設置

貫板の上から棟板金を設置して完工です！
シルキーＧ２はジョイント部分に段差の出ない接合方法を採用しているため、つなぎ目が目立たなくなっています。
滑らかなでフラットな見た目が金属屋根ならではの美しさを引き立ててくれます。

担当者のコメント

このたびは「八王子・多摩 屋根カバー工法専門店」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
スレート屋根の寿命でメンテナンスの時期でしたので、カバー工法で新しい屋根材を設置いたしました。
スレート屋根はセメントが主成分のため屋根材そのものに防水性能はなく、表面を塗装でコーティングすることで防水機能を持たせています。
それでも、築２０年～３０年が過ぎると、割れや剥がれが進行し、塗装のみでは対応できなくなりますので、その場合は、カバー工法や葺き替え工事などの屋根修理をご検討ください。
「八王子・多摩 屋根カバー工法専門店」では屋根修理の多数の施工実績があります。
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。