ピッタリの屋根修理の匠は見つかりましたか?
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「スレート屋根から雨漏りしているけど、屋根材の損傷・劣化が見られず原因がわからない」と困っていませんか?屋根材の損傷や劣化がないのに雨漏りしている場合は、どこから雨漏りしているかわからず不安ですよね。
そこで今回は、スレート屋根における雨漏りの原因のひとつ「毛細管現象」について詳しく解説していきます。この記事を見れば「毛細管現象」の原因や対策について知ることができるので、雨漏りの原因究明に役立てることができます。
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毛細管現象とは、液体が細い隙間に浸透する現象のこと。よくあげられる例として、ドリンクの入ったコップにストローをさすと、ストロー内の水位が他の部分よりも高くなる現象があります。つまり、細い隙間で液体の表面張力が働くことによって、毛細管現象が発生します。
この毛細管現象が、家の屋根で発生しているケースも少なくありません。たとえば、1枚1枚を張り合わせて形成されたスレート屋根は、毛細管現象を引き起こしやすいと言われています。
スレート屋根は、張り合わせた屋根材の間に一定の隙間を設けて施工されています。しかし、あらゆる原因によりその隙間が埋まり、さらに細かな隙間が生じてしまいます。その細かな隙間に雨水が浸透することにより、屋根内部から室内への雨漏りが発生するわけです。
では、なぜスレート屋根の間に設けられた隙間が埋まってしまうのでしょうか。その原因は以下の3つとなります。
・塗料が隙間を埋める
・汚れがたまる
・コケが生える
ひとつずつ順に見てみましょう。
屋根塗装をして間もない頃に雨漏りが発生している場合は、塗料によって屋根材の隙間が埋まっているかもしれません。よくあるケースとして、屋根塗装で使った塗料が屋根材の隙間に入り込み、乾いた状態で隙間を埋めてしまうことがあります。
塗料によって塞がれた隙間には、より小さな隙間が生じるので、そこから雨水が浸透して雨漏りを引き起こしている可能性が高いでしょう。
屋根は自分で清掃できない上、常に雨風の影響を受けているので汚れがたまりやすい箇所です。知らぬ間に屋根材の隙間に汚れが堆積し、隙間を埋めてしまうケースは少なくありません。
塗料と同様、汚れが堆積すると屋根材により小さな隙間が生じてしまうので、毛細管現象が起こりやすくなります。
屋根材にコケが生えている場合も、隙間を埋める原因となり得るので要注意です。特に、直射日光が当たりづらい北面の屋根材は、他の面と比べてコケの繁殖が著しいため、毛細管現象が発生するリスクが高いといえるでしょう。
スレート屋根で発生する毛細管現象を防ぐためには、「屋根材の適切な隙間を維持する」ことが欠かせません。そこで、屋根材の隙間を確保するには「縁切り」と呼ばれる作業が鍵となります。
縁切りによって、屋根材と屋根材の間にある隙間を確保すれば、毛細管現象を防ぎ、雨漏りを未然に防ぐことができます。また、適切な隙間が生じることで、屋根内部にたまっていた水分を排水し、こもっていた湿気を逃がせる効果も期待できます。
縁切りには、以下2通りの方法があるのでチェックしておきましょう。
・工具を使った縁切り
・タスペーサーを使った縁切り
それぞれの方法を詳しく掘り下げていきます。
1つめは、カッターや金属製のヘラなどを使った方法です。屋根材と屋根材の間にカッターやヘラを差し込み、隙間を生み出していきます。
なお、カッターを使う場合は屋根材が割れたり、傷ついたりするリスクがあることから、現在はあまり主流の方法ではありません。
2つめは、タスペーサーを使った方法です。タスペーサーとは、屋根材の間に差し込むプラスチック製の部材のことで、屋根材同士の隙間を確保するのに役立ちます。
前述した工具を使った方法とは異なり、きれいな仕上がりになるのが特徴です。また、部材を差し込むだけで隙間を作れるので、工期が長くならないのもメリット。
ちなみに、タスペーサーは1平方メートルあたり10個くらいを目安に使用されます。
スレート屋根の毛細管現象を防ぐためには、定期的な点検が必要不可欠です。また、必要に応じて適切なメンテナンスも怠ってはなりません。
もし、毛細管現象によってスレート屋根に雨漏りが生じていた場合、シロアリによる建物の倒壊や漏電事故、健康被害といった二次被害に発展してしまいます。また、家の資産価値の低下につながり、なかなか売却できないというケースも招きかねません。
あらかじめ被害を食い止めることが理想ではあるものの、すでに被害が発生している場合でも、早期に発見して被害を最小限に抑えることが重要です。
屋根の定期点検は、決して自分で行わないようにしましょう。その理由は、自分で定期点検を行うことにより「高所作業による落下事故」「知識不足による原因の見落とし」など、あらゆるリスクを招くからです。
「自分で点検したほうが安く済む」「信用できないから、業者を屋根には上がらせたくない」など、さまざまな考えを持つ方も多いのではないでしょうか。とはいえ、作業により怪我をしてしまったり、原因を突き止められずに家の状態が悪くなってしまったりしては元も子もありません。
あらゆるリスクを回避するためにも、信用できる業者を探してプロの目できちんと見てもらいましょう。
定期点検やメンテナンスを屋根修理業者に依頼する際、どの業者に頼んでも良いわけではありません。仮に悪徳業者へ依頼してしまった場合、後から高額な費用を請求されるほか、不十分な点検や修理によるトラブルを招くかもしれません。
よって、悪徳業者によるトラブルや詐欺から身を守るためにも、これから紹介する「屋根修理業者の選ぶポイント」を正しく身につけましょう。
屋根修理業者を選ぶポイントは、次の4つです。
・正しい知識を持っているか
・口コミ評価
・見積書の内容
・アフターフォローの有無
では、ひとつずつ詳しく解説していきます。
屋根修理業者を選ぶときは、業者が正しい知識をもって対応しているかを見極める必要があります。そのためには、あらかじめ修理内容に関する情報をネットで検索して、基本的な知識だけでも身につけておくことが必要です。
たとえば、スレート屋根の塗装を依頼する場合、「タスペーサーや工具を使って縁切りをしているかどうか」は業者の知識を見極めるポイントとなります。
正しい知識を持っていない業者に依頼してしまうと、「高額な費用をかけたのに雨漏りが起きてしまった」というケースになりかねません。したがって、あらかじめ情報収集を徹底して、きちんと業者を見極めましょう。
屋根修理業者の良し悪しを見極めるには、口コミ評価も重要な基準となります。口コミを調べる際は、各業者のホームページのほか、複数の業者の口コミを集めた「口コミサイト」が有効です。
口コミ調査では、特に以下2点を注意してみると良いでしょう。
・悪い口コミ
・口コミの投稿者
良い口コミばかりを見た上で、業者の良し悪しを判断するのは非常に危険です。しっかりと悪い点も把握することで、業者の実績や評価を掘り下げることができるでしょう。
また「その口コミは誰が書いているのか」に目を向けることも大切です。仮に、口コミの投稿者が明記されていない場合は、信ぴょう性に書ける情報と判断できます。誤った情報を収集してしまわないように、口コミを鵜呑みにすることは避けましょう。
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屋根修理業者を見極める上で、見積書の内容も精査しなければなりません。たとえば、見積の金額が項目ごとに細かく明記されている場合、優良業者であると判断できます。
一方、見積の金額が「一式」とまとめて明記されている場合は、金額が明確に記載されていないことによって、後に金銭トラブルを招く可能性が浮上します。
よって、業者とのトラブルを未然に回避するためにも、細かく金額が明記されているかどうかをチェックすることを心がけましょう。
また、見積金額を「相見積もり」で比較することも忘れてはなりません。相見積もりとは、A社に見積書を依頼して、その見積書をB社に提示して価格交渉することをいいます。
相見積もりを取れば、各業者における金額の妥当性がわかるので、複数の業者に見積もりを依頼することがおすすめです。
どんなに腕の良い業者に修理を依頼しても、修理後にトラブルが起こる可能性はないとは言い切れません。依頼後のトラブルを避けるためにも、業者の「アフターフォローの有無」は必ずチェックしておきましょう。
その際、アフターフォローの「内容」や「期間」についても合わせて説明を受けておくと安心です。
今回は、スレート屋根における「毛細管現象」について詳しく解説しました。
スレートの屋根材に損傷や劣化が見受けられないにもかかわらず雨漏りが発生している場合は、「毛細管現象」による雨漏りが考えられます。毛細管現象は、屋根材に細い隙間が生じているケースで多く発生するもの。
屋根材に細い隙間が生じてしまうのは、屋根塗装に使用した塗料が隙間を埋めてしまうほか、汚れやコケが堆積することが原因としてあげられます。
そこで、スレート屋根の毛細管現象を防ぐには「適切な隙間を維持すること」が最も効果的です。定期的な点検と適切なメンテナンスを怠らなければ、スレート屋根の状態を正常に維持できるでしょう。
なお、定期点検とメンテナンスを業者に依頼するなら、業者の口コミや見積書の内容などをきちんと把握しなければなりません。業者選びに失敗して、トラブルに遭ってしまわないよう注意しましょう。
屋根修理の匠なら、各都道府県の優良屋根修理業者を探すことが可能です。「業者選びに自信がない」「悪徳業者によるトラブルや詐欺に巻き込まれるのは怖い」という場合には、ぜひ活用してみてください。
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