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「大和ハウスではどのような屋根材から選べるのだろう」
「屋根材の特徴を知りたい」
このような疑問について解説します。
屋根材といっても瓦や金属屋根など、素材から形状までさまざまな屋根材が展開されています。多様な屋根材から選ぶのはなかなか難しいですよね。
そこで今回は、大和ハウスで使用される屋根材について解説します。各素材別の屋根材の特徴やメンテナンス方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
大和ハウスで使用される屋根材の種類は大きく分けて以下の5つです。
それぞれ解説します。
陶器製瓦とは粘土瓦の一種で、古くから住宅の屋根材として使われてきました。古民家や神社・お寺などで見かける瓦のことです。
陶器瓦は高温で焼き付ける製法により硬くなるため耐久性が高いのが陶器瓦の特徴です。陶器瓦の中にもいくつか種類があり、古くからある波型の瓦の「和瓦」、ストレートな形をした「平瓦」、瓦の山の部分が丸くなっている洋風を意識した「洋瓦」があります。
洋瓦はスペイン瓦を見本に作られているため「スペイン瓦」とも呼ばれています。陶器瓦は釉薬と呼ばれるガラス質の層を作ることでツヤや色付け、液体の染み込みを防ぎます。
軽量セメント瓦は、陶器製の瓦に比べて約半分程度の軽量な瓦です。主材料であるセメントに繊維素材を混在させています。有名なものに大和ハウスでも使用しているケイミュー社が開発した「ROOGA(ルーガ)」があります。
軽量セメント瓦は繊維が組み込まれているため、衝撃に強く割れにくいのが特徴です。さらに、軽量のため耐震性にも優れています。屋根は瓦にしたいけど、耐震性の面で導入できなかった人におすすめできる屋根材です。
FRC(エフ・アール・シー)製瓦とは、「Fiber Reinforced Cement」の頭文字を取っており、高分子繊維強化セメントの略称です。
従来のセメント瓦に高分子樹脂繊維と樹脂軽量骨材を組み合わせることで、強靭な耐衝撃性と軽量化を実現した瓦です。陶器瓦に比べて約10倍以上の耐衝撃性能を誇り、約40%の軽量化になっています。
大和ハウスでは、富士スレート社の「エアルーフ」を採用しており、エアルーフは超耐候性フッ素コーティングをしており抜群の耐久性を誇っています。
金属製瓦は鋼板やアルミニウムなどでできている瓦です。金属製瓦は陶器瓦の約10分の1の軽量化を実現しており、耐震性にも優れた屋根瓦です。
近年はガルバリウム鋼板の登場で、サビにも強い高品質な瓦となっています。そのため、住宅だけではなく、事務所や工場、店舗など幅広く使用されています。
彩色(さいしき)スレートは、セメントを主材料に繊維素材を混ぜて薄い板状にしたのが、彩色スレートです。
彩色スレートは価格が安く軽量で耐震性に優れた屋根材です。一方で、防水機能がないため塗装が必要な点とセメントでできているためひび割れしやすいのがデメリットといえます。
大和ハウスでは「グリシェイド・グラッサ」「コロニアル遮熱グラッサ」の2つから選ぶことが可能です。
一般的な住宅で使用される屋根の種類は主に以下の4つです。
それぞれ解説します。
瓦にもいくつか種類があり、上の章で紹介した色ツヤがある陶器瓦、耐久性が高く瓦の主流といえる粘土瓦、燻(いぶ)して焼き上げるいぶし瓦があります。
粘土瓦は産地の名前が付いているものがあり、愛知県三河の三州瓦、島根県石見の石州瓦、兵庫県淡路島の淡路瓦があります。これらの瓦は日本三大瓦と呼ばれており、その中でも三州瓦は流通している粘土瓦の約6割を三州瓦が占めています。
また、素焼きで仕上げる素焼き瓦、セメントを主成分とするセメント瓦、セメントに砂利を混在させたモニエル瓦があります。
金属製の屋根として、近年はガルバリウム鋼板、SGL鋼板がよく使われています。これまでの金属製の屋根といえばトタンがありましたが、サビやすく遮音性や断熱性も低いのがデメリットでした。
トタンに代わるものとして、サビに強く耐久性のあるガルバリウム鋼板やSGL鋼板が主流となっています。断熱材と一体になったケイミュー社が販売するスーパーガルテクトが有名です。
SGLはガルバリウムをベースにマグネシウムの防腐性能や耐食性を向上させたものです。腐食が起こりやすい塩害地域にはとくにおすすめできる屋根材です。
ガルバリウムより高性能なSGL(エスジーエル)鋼板とは?
スレートは上でも解説したとおり、セメントを主材料とした屋根材で、積水ハウスのシャーウッドでも標準装備となっている屋根の素材です。
スレートには粘板岩(ねんばんがん)とよばれる天然石を使った天然スレートと、セメントに繊維質を混ぜて固めて作る化粧スレートの2種類の素材があります。
一般的な住宅で使用されるのは化粧スレートの方です。
アスファルトシングルは、アスファルトを主材料にガラス繊維(グラスファイバー)をコーティングして、表面を砂粒でコーティングした屋根材です。
アスファルトシングルは防水性が高く、表面にコーティングした砂が雨音を拡散する効果があるため遮音性にも優れています。また、軽量のため耐震性にも強く、カッターやハサミで簡単にきれるため施工性にも優れた屋根材です。
デメリットは、表面の砂粒が経年劣化で剥がれてしまうことや軽いため突風などの強い風で飛ばされやすいことです。
屋根のリフォームをハウスメーカーに依頼するメリット・デメリットは以下のとおりです。
<メリット>
ハウスメーカーに依頼するメリットは「ブランド力」があります。テレビCMなどの広告で流れてくるメーカーであれば誰もが知っているという安心感があり、信頼度も高いことになります。
さらに、もともとハウスメーカーで建築しているのであれば保証期間内かつ保証範囲内の工事なら、費用がかからずに外壁塗装が可能です。
また、ハウスメーカーで行えばこちらから業者を選ぶ必要がないため、選ぶ時間や手間もなくなります。
<デメリット>
ハウスメーカーで外壁塗装するメリットは、保証期間外または保証対象がであった場合は、費用が割高になることです。その理由として、中間マージンが発生するためです。
実際に工事をするのは、ハウスメーカーの下請けまたは孫請け業者が施工します。そのため、人件費や手数料などの費用が上乗せされます。そのため費用が割高になってしまうのです。
また、基本的な窓口は営業担当になるため、塗装に関する知識が乏しい場合、専門的な話ができない場合があります。そのため、思っていた仕上がりにならない、聞いていた話と違うなどの問題が起こる場合があります。
大和ハウスの屋根材のメンテナンス方法は、主に以下の4つです。
・再塗装
・部分交換
・カバー工法
・葺き替え
それぞれ解説します。
屋根の劣化状況が軽度であれば再塗装が可能です。ただし、雨漏りしていたり、屋根の寿命を延ばしたりする用途では塗装はできません。
再塗装は使用する塗料の種類にもよりますが、40〜60万円程度です。以下は、塗料の種類と費用の目安です。
塗料の種類 | 耐用年数 | 価格帯(1平方メートル) |
---|---|---|
アクリル塗料 | 5〜7年 | 1,000〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 6〜10年 | 1,500〜2,500円 |
シリコン塗料 | 8〜10年 | 2,000〜3,500円 |
フッ素塗料 | 15〜20年 | 3,800〜5,000円 |
無機塗料 | 20〜25年 | 4,000〜5,500円 |
上記以外には、足場代15〜20万円程度が別途かかります。また、費用は業者によっても異なりますので、あくまで目安としてとらえてください。
瓦屋根やスレート屋根は部分的な交換が可能です。部分的に欠けや割れが発生していたら、破損した部分のみ交換が可能です。
カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を覆う(カバー)するメンテナンス方法です。既存の屋根材を撤去する必要がないため、廃材や撤去費用などが抑えられます。断熱性や防水性の向上も期待できます。
ただし、屋根が二重になり重量が増してしまうため耐震性は落ちてしまいます。カバー工法は使用する屋根材にもよりますが、100〜160万円程度です。
葺き替えは既存の屋根材をすべて撤去して、新しい屋根材に交換する方法です。屋根材や防水シートなどの傷みが激しい場合や、雨漏りしている場合はこの葺き替えになります。
葺き替えは既存屋根の撤去費用や廃棄費用が別途発生するため、費用は180〜200万円程度です。
積水ハウスで建てた家の屋根を、屋根修理専門業者へ依頼する際のポイントは以下のとおりです。
・複数の業者で見積もりを比較する
・屋根のリフォームを専門とする業者へ依頼する
・業者の保証やアフターサービスがあるかを確認する
・予算や要望に合わせて複数の提案をしてくれる
それぞれ解説します。
屋根のリフォームをする際、複数の業者から見積りを取ってリフォーム費用相場を把握することが大切です。
1社のみだと工事費用の相場が把握できずに、提示された見積もりが高いか低いかの判断ができません。悪徳業者に当たってしまった場合、業者の利益となる余計な費用を取られてしまったり、本来使用するべき塗料からグレードの低い塗料へすり替えられたりする可能性があります。
悪徳業者に騙されないためにも、見積もり価格と合わせて業者のサービス品質も確認することが大切です。
屋根のリフォームをする際は、屋根に関するリフォームを専門とする業者へ依頼することが大切です。屋根や外壁などはそれぞれ専門分野があります。屋根板金(修理)業者、塗装業者、瓦修理業者などさまざまです。
もちろん、ハウスメーカーや工務店でも修理はできるでしょう。しかし、屋根のリフォーム業者は屋根に関するスペシャリストです。屋根の劣化状況に合わせて最適なアドバイス、工事を提案、修理をしてくれます。
業者の保証やどのようなアフターサービスがあるかは、契約時に確認しておきましょう。実際に、工事保証やアフターフォローがない業者も存在します。
そのような業者に当たってしまった場合、工事後に何か不具合が起きても対応してくれません。屋根のリフォーム後に雨漏りするケースもあります。
施工手順が間違っていたり、取り付けるべき建材が取り付けられていなかったりする場合は、もちろん業者の責任です。
しかし、雨漏りの場合、すぐに気付けるとは限りません。実際に雨漏り調査をしなければ施工不良だったという結果もわかりません。時間が経過してしまった場合は「うちの責任ではない」と逃げられるケースもありますので、そのようにならないためにも、修理後の保証やアフターフォローがある業者を必ず選ぶようにしましょう。
屋根材の劣化は見た目だけでは判断できない場合もあります。見た目はそれほど酷くないように見えなくても雨漏りしていたり、防水シートや野地板が腐食していたりと状態が悪い場合も考えられます。
雨漏りしていないかなど、室内の壁や天井裏なども含めてしっかりと1時間以上かけて点検してくれる業者に依頼するようにしましょう。室内までチェックしない、30分程度で済ませてしまうなどの業者は要注意です。
また、点検後に予算やどこまでリフォームしたいかなどの状況を聞き取り、今必要な工事や将来的にしておいた方が良い案などいくつかのパターンの見積もりを作成・提案してくれる業者に依頼するようにしましょう。
今回は、大和ハウスで使用される屋根材の種類を解説しました。大和ハウスで使用される屋根材は以下の5点です。
大和ハウスでは瓦の屋根材を中心に展開しており、陶器製・軽量セメント製・FRC製・金属製とさまざまな素材から選ぶことができます。
また、彩色スレートと呼ばれるスレート屋根材から選ぶことも可能です。スレートは塗装が必要ですが、価格が安く軽量で耐震性にも優れた特徴を持った屋根材です。
屋根材を選ぶ際はデザインや価格だけにとらわれず、耐用年数やメンテナンスの手間の有無なども含めて総合的に判断する必要があります。
各屋根材の特徴やメンテナンス方法はハウスメーカーに限らず、屋根材を扱う専門業者でも相談することも可能です。
「どの屋根業者に頼んだらよいかわからない」「一度、近所の屋根業者の話を聞いてみたい」という方は、屋根修理の匠で探すのがおすすめです。
屋根修理の匠は、全国の優良な屋根修理専門業者を紹介するサイトです。屋根材の選び方だけでなく、屋根材の特徴やメンテナンス方法など詳しくお話することが可能です。
屋根に関してお困りのことがありましたら、ぜひ屋根修理の匠をご活用ください。
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