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プレハブの屋根修理はDIYでできるのでしょうか。ひび割れなど少しくらいの屋根修理ならDIYでできてしまうと思ってしまいますよね。しかし、DIYで屋根を修理することは本当に最善の方法と言えるのでしょうか。
そこで今回は、プレハブ屋根をDIYで修理する方法や、屋根をDIYで修理するリスクなどについて解説します。本記事を読めば、屋根における安心・安全の修理方法がわかりますよ。
Contents
はじめに、プレハブ屋根について見ていきましょう。ここでは、プレハブ屋根の特徴と劣化の症状などについて解説していきます。
「プレハブ」とは、「prefabricated」つまり、「事前に工場で生産された」という単語を略したもので、あらかじめ工場で生産された部品を現場で組み立てられたプレハブ工法にて立てられた建造物を指します。
このプレハブに使用される屋根は、一般の戸建てのように下地・防水紙・屋根材の3層構造がないことが多く、防水仕様になっていないのが一般的です。
そのため、プレハブ屋根は、戸建てよりも雨漏りしやすいと言えます。
またプレハブ屋根に使用されている素材には、トタンと、そしてガルバリウム鋼板があります。
トタンは安価で大量生産が可能なため、これまで多くの住宅や工場などで屋根として採用されてきました。しかしトタンは鉄鋼に亜鉛でメッキした金属でサビやすいという特徴があるため、近年では戸建て住宅の屋根に採用されるケースは減少傾向にあります。
トタンを改良したのがガルバリウム鋼板で、トタンの亜鉛めっきにくわえてアルミニウムが加わることで、トタンの3~6倍錆びにくくなっています。
最近ではこのガルバリウム鋼板を使用するのが一般的になってきました。
プレハブ屋根の耐用年数は、15~20年前後が目安です。
トタンを使用している場合、トタンの耐用年数は約6~20年で、ガルバリウム鋼板の場合は、25~30年とされています。
いずれも金属屋根であり、特にトタンはサビが発生しやすく、定期的に塗装などのメンテナンスをしても15年前後しか性能を維持できません。これはほかの屋根材と比べても、短い耐用年数となっています。
ガルバリウム鋼板も傷から錆が発生したりしますが、しっかりとメンテナンスを行えば、環境にもよりますが20年以上もたせることも可能です。
しかしいずれにしても塗装などのメンテナンスは重要です。
プレハブ屋根における主な劣化の症状は、鉄部のサビになります。
軽度のサビであれば、サビをケレンした後にタッチアップ塗装をするなどの補修が可能です。しかし、サビが進み屋根に穴が開くなどの症状が出てしまった場合には、耐用年数も加味しながら屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)などの検討が必要になるでしょう。
サビが弱点となるプレハブ屋根は、業者でなくてもDIYで修理できるのでしょうか?ここでは、プレハブ屋根の雨漏りをDIYで修理する方法を解説します。プレハブ屋根の雨漏りをDIYで修理する方法には、以下の3つの方法があります。
・ブルーシートでカバー
・防水テープを貼付
・防水コーキングを打つ
それでは、ひとつずつくわしく解説していきます。
雨漏りしている箇所がわからない場合には、屋根全体をブルーシートでカバーしましょう。その際、ブルーシートが風で飛ばされないように、ロープや土嚢袋などで固定することを忘れてはいけません。
また、雨が降っている際の作業では、雨漏り箇所を特定することは困難です。転落防止のためにも、作業は雨が止んだ後に2人以上で行いましょう。
雨漏りしている箇所が特定できている場合には、雨漏り箇所に防水テープを貼ることが有効です。
なお、雨漏り箇所が汚れていると防水テープが剥がれやすくなってしまうため、雨漏り箇所の汚れやサビなどはある程度事前に綺麗にしておきましょう。雨漏り箇所の汚れは濡れた雑巾で除去し、サビにはヤスリの活用をおすすめします。
屋根のひび割れや小さめの穴、または防水コーキングの劣化による雨漏りの場合には、雨漏り箇所に防水コーキングを打ちましょう。
防水コーキングを打つ際には、事前に汚れを綺麗に拭き取り、マスキングテープを用いて雨漏り箇所周辺を保護しましょう。
また、防水コーキングを打ったあとは乾燥が必要になるため、雨が降っている中での作業は避けるようにしましょう。
プレハブ屋根はDIYで修理できますが、それにはリスクがあることも忘れてはいけません。ここでは、プレハブ屋根をDIYで修理するリスクについて解説します。プレハブ屋根をDIYで修理するリスクは、以下の2つです。
・転落などケガの恐れ
・屋根の症状が悪化する可能性
順に解説していきます。
プレハブ屋根の修理は、高所作業になるため転落などケガの恐れがあります。
たとえ屋根の勾配が緩やかであっても、屋根材によっては滑りやすいものもあります。雨漏り修理など雨が降った後に作業する場合は、屋根が滑りやすくなっているため特に注意が必要です。
建築基準法では、このような2mを超える高所作業の場合には仮設足場の設置が定められています。しかしDIYによるプレハブ屋根の修理の多くは場合仮設足場なしの作業となるため、建築基準法にも違反してしまいます。
このように、プレハブ屋根において仮設足場がない状態のDIYによる修理は、危険性が非常に高いことがわかります。
屋根材や修理方法などの正しい知識がないままDIYで屋根を修理すると、結果的に屋根の症状が悪化する可能性もあります。
たとえば、緊急性の高いプレハブ屋根の雨漏りをDIYで修理する場合には、雨漏りの原因を全て特定するのは困難といえます。この時、雨漏り箇所を見落としてしまうと、雨漏り箇所がさらに悪化し、雨漏りの症状も大きくなる可能性も考えられます。
これらのことから、プレハブ屋根の修理はDIYでやらずにプロの業者に依頼するのが安全・安心であると言えるでしょう。
プレハブ屋根から雨漏りが発生した場合には、屋根面ではなく室内の応急処置に努めましょう。また応急処置をするだけでなく、室内で雨漏りする箇所を写真や動画で撮影しておくことも大切になります。
ここでは、プレハブ屋根の雨漏りをDIYで応急処置する方法について解説します。プレハブ屋根の雨漏りをDIYで応急処置する方法は、以下の2つです。
・バケツで雨水を受ける
・雑巾で雨水を拭き取る
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
室内の天井から雨漏りがしている場合には、床に置いたバケツで雨水を受けて被害の拡大を防止しましょう。
雨漏りがひどい場合には、バケツが溢れないか小まめに確認しましょう。万が一バケツが溢れてしまった場合にも、バケツの下にレジャーシートや新聞紙などを事前に引いておけば安心です。
プレハブ屋根からの雨漏りであっても、室内の天井ではなく壁や窓から雨漏りの症状が出る場合もあります。その場合には、雑巾やいらないタオルで雨水を拭き取りましょう。
また、壁や窓周辺の床に被害が広がる可能性もあるので、天井からの雨漏り同様、こまめに確認することも大切です。
DIYによる雨漏り修理は応急処置まで!おすすめできない理由と業者に依頼した際の費用
プレハブ屋根を業者に依頼した場合には、どのように屋根を修理するのでしょうか。ここでは、業者によるプレハブ屋根の修理方法について解説します。業者によるプレハブ屋根の修理方法は、以下の3つです。
・部分的な修理
・屋根の葺き替え
・屋根のカバー工法(重ね葺き)
プレハブ屋根の劣化や被害状況などによって、屋根に最適な修理方法は異なります。屋根の現状を確認した上で屋根の最適な修理方法を提案してくれることも、屋根修理を業者に依頼するメリットのひとつと言えます。
それではひとつずつくわしく見ていきましょう。
プレハブ屋根における軽度の劣化や被害が小規模な場合には、部分的に屋根を修理します。部分的な修理方法には、以下のようなものがあります。
・防水コーキング打ち
・タッチアップ塗装
・部分的な屋根材の交換
・棟包みなど板金の交換
・屋根塗装
なお、一部の場合を除いて、これらの作業には仮設足場が必要になります。
仮設足場は高額になるため、プレハブ屋根の耐用年数や劣化状況を踏まえて部分的な修理ではなく、屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)などを検討するのも選択肢のひとつになるでしょう。
屋根の表面のみならず、野地板やルーフィングシートといった屋根下地まで傷みが進行している場合の修理方法には、屋根の葺き替えが適しています。
屋根の葺き替えは、屋根全体の屋根材を交換できるだけでなく、屋根下地である野地板やルーフィングシートなども同時に交換できるのがメリットのひとつになります。
また、軽量の屋根材に葺き替えれば、住まいにおける耐震性の向上などの恩恵も受けられます。
さらに部分的な修理で済む場合にも、プレハブ屋根の弱点であるサビに強い屋根材に葺き替えて、今後のメンテナンス費用を抑えるといった選択肢もあります。
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屋根下地に傷みの進行が見られない場合には、屋根の葺き替えではなくカバー工法(重ね葺き)も有効です。
屋根のカバー工法(重ね葺き)とは、現状のプレハブ屋根を残したままさらにその上から新しい屋根材を重ねるといった工法のことをいいます。
屋根下地やプレハブ屋根は既存のままなため、屋根の葺き替えに比べて工事費用を抑えられる一方で、屋根の重量が増加し、建物への負担が大きくなるというデメリットも存在します。
屋根のカバー工法(重ね葺き)を検討する際には、かならず事前に建物の構造計算を実施し、カバー工法(重ね葺き)による屋根の重量増加に耐えられる建物であることを確認した上で施工するようにしましょう。
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プレハブ屋根の修理を業者に依頼した場合には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、プレハブ屋根の修理にかかる費用を、以下の2つに分けて解説していきます。
・プレハブ屋根の部分修理
・プレハブ屋根全体の修理
それぞれくわしく解説していきます。
プレハブ屋根の部分修理を業者に依頼した場合にかかる費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 修理費用の目安 |
部分的な屋根材の交換 | 10〜20万円 |
棟包みなど板金部の交換 | 5〜25万円 |
屋根塗装 | 30万円〜 |
なお、上記価格は仮設足場にかかる費用を含みません。また、使用する材料や建物の立地条件などによっても金額が変動するため、あくまで参考程度にお考えください。
一方、プレハブ屋根全体の修理を業者に依頼した場合にかかる費用は、以下のとおりです。
修理内容 | 修理費用の目安 |
屋根の葺き替え | 70万円〜 |
屋根のカバー工法(重ね葺き) | 50万円〜 |
なお、上記価格はガルバリウム鋼板を屋根材に採用した場合の修理費用となっています。また、仮設足場にかかる費用を含んでおりません。
なお、ガルバリウム鋼板以外の材料を採用した場合や、建物の立地条件などによっても金額が変動するため、あくまで参考程度にお考えください。
台風などの自然災害による屋根の修理には、火災保険が適用となれば修理費用を削減できる可能性があります。
火災保険の対象となる自然災害の例として、以下のようなものがあります。
・台風
・暴風雨
・竜巻
・大雪
・雹
最近では、台風や大雪に加えてゲリラ豪雨による暴風雨などによる屋根被害も散見されます。自然災害で屋根に被害が発生した場合には、早い段階で保険会社と屋根修理の業者に連絡するようにしましょう。
なお、加入している保険会社や火災保険によっても補償される項目は異なります。自然災害による屋根の修理が、必ずしも全額補償されるわけではないので注意しましょう。
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今回は、プレハブ屋根をDIYで修理する方法や、屋根をDIYで修理するリスクなどについて解説しました。
プレハブ屋根はあまり耐久性が高くないため、ほかの屋根材に比べて修理する機会が多い傾向にあります。タッチアップ塗装などの小規模な屋根修理は、DIYでできる場合もありますが、屋根から転落する恐れや症状が悪化するリスクもあるため、プレハブ屋根の修理は業者に依頼しましょう。
また屋根修理を業者に依頼すれば、屋根の状態や耐用年数、今後のライフスタイルなどをプロの視点で総合的に判断し、あなたの住まいに合った屋根の修理方法を提案してくれます。部分的な修理ではなく、屋根の葺き替えやカバー工法(重ね葺き)など屋根全体を修理することで、将来のメンテナンスコストを削減できる可能性もあるでしょう。
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