横浜市戸塚区にて屋根修理〈スレート屋根からのカバー工法〉

ご依頼のきっかけ・ご提案内容

横浜市戸塚区にて屋根修理のご依頼です。
お客様は、訪問販売業者から棟板金が浮いていると指摘され、急いで屋根修理をしなければ大変なことになると言われ、不安になったそうです。そのため、弊社にご相談をいただきました。

実際に屋根の状態を確認すると、棟板金が浮いているだけでなく、経年劣化も進んでおり、メンテナンスが必要な状態でした。特に既存屋根材の劣化が全体的に見受けられます。 今回はお客様と相談し、屋根カバー工法を提案させていただきました。

Before

After

施工前の様子

こちらが施工前の様子です。
既存のスレート屋根には、ひび割れや欠けも見受けられ防水性や耐久性が低下している状態でした。

カバー工法をおこない屋根のリフォームをすることで、雨漏りなどのトラブルが起こるのを防いでいきます。

屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説

施工中の様子

ルーフィング施工

最初に、既存の屋根の上には防水シートと呼ばれるルーフィングを敷きます。 この防水シートは、屋根材が破損し水が入り込んでしまった際に、屋根の構造物に水が浸入して雨漏りが発生するのを防ぐ役割があります。

▷参考記事：雨漏り防止の強い味方！ルーフィング（防水シート）の種類と特長

新規屋根材施工

ルーフィングの上から新しい屋根材を葺いていきます。

新しい屋根材ニチハのアスファルトシングル「アルマ」は優れた特徴を持っています。

まず、軽量性による耐震性の向上が特徴です。アルマは、一般的な平板陶器瓦の約30％、化粧ストレート屋根材の約60％という軽量な屋根材であり、これによって耐震性が向上します。

次に、耐久性に優れた天然石のセラミックコーティングが特徴です。アルマは、セラミックコーティングを施した天然石を使用しており、耐久性と自然な色合いを保ちます。この特徴は、屋根修理において重要であり、美しさを長期間維持します。

最後に、耐風圧性・耐水性に優れていることが挙げられます。アルマは、風速38m/s以上の強風地域でも使用可能であり、高い耐風圧性と耐水性を持っています。さらに、「スーパーシーラント」技術により、屋根材同士が強固に接着され、強風や豪雨にも柔軟に対応します。これにより、工事の品質向上と長期間のメンテナンス負担軽減が可能となります。

完工

最後に棟板金の取り付けをおこない完工です。

担当者のコメント

この度は、R-primeにご依頼いただき誠にありがとうございます。

屋根の最上部に位置する棟板金は、屋根の排水や雨水の浸入を防ぐ上でとても重要な役割を果たしています。しかし、棟板金が浮いてしまうと、屋根の上部に隙間ができてしまい、雨水が侵入する可能性が高まり、雨漏りの原因となります。

さらに、棟板金が浮いていると、雨水が逆流して屋根の内部に入り込むことがあります。その結果、屋根下地や断熱材が濡れて腐食したり、カビやコケの発生の原因になることがあります。また、外部からの風などの力によって屋根全体の強度が低下し、強風が吹くと棟板金が飛んでしまう可能性があります。

板金と屋根の接合部分が大きな力を受けることで、屋根全体の耐久性が低下し、将来的には修理や改修が必要になる可能性があります。

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