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京都市中京区にて屋根修理 〈立平葺きカバー工事〉
更新日：
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、ご提案内容
京都市中京区にお住まいのお客様から屋根修理のご相談をいただきました。
もともとは外壁塗装のご依頼でお問い合わせくださったのですが、屋根に関しては塗装を施すのではなく、屋根修理をしてしまった方が先のことを考えるとコストを抑えられることから、カバー工法をご提案させていただきました。
また、修理における工程や使用する材料の少ない立平葺き屋根にすることでコストを抑え、また外壁塗装とまとめることで足場費用の側面でもコストを抑えられるので、ご依頼主様のご予算内での修理を実現いたしました。
施行前
施行前の様子です。
こちらが築28年の屋根です。経年劣化で全体的に色が褪せてきてしまっています。
違う角度から撮影した屋根の様子です。
ひび割れが多数見受けられ、この状態まできてしまうと雨漏りの懸念もあることから、やはり塗装だけではなく修理を行うことが必要です。
今回はカバー工法という既存の屋根の上から新しい屋根を取り付けるリフォーム方法で進めていきます。
施行中
既存の棟板金の撤去
古い棟板金を取り外していきます。
棟板金は屋根全体の防水性を向上する役割があるのですが、老朽化で釘が浮いたり、剥がれてしまうことから雨漏りの危険性があるので、
こちらも同時に新しい棟板金に交換します。
ルーフィング施工
ルーフィングシートを敷いていきます。
ルーフィングシートとは屋根材の下に下地として敷く防水シートです。
屋根材の下にはこのルーフィングシートが必ず必要で、ルーフィングシートも素材によって屋根の寿命が決まるとも言われているほど大切な素材です。
詳しくは下記をご覧ください。
新規屋根材施工
新しい屋根材としてガルバリウム鋼板を葺いていきます。
ガルバリウム鋼板はスタイリッシュな外観から近年人気が高くなってきており、住宅だけではなく商業施設の屋根や外壁にも使用されています。
耐久性はもちろん、断熱性にも優れており、また錆に強いことからひび割れが起こりにくいことも大きな魅力です。
年々暑さを増しているように感じる夏の京都にぴったりな素材と言えるかもしれません！
そして新しい棟降板の下地にはタフモックの貫板を使用しました。
タフモックとは再生プラスチックを使用した樹脂製の貫板で、腐食しにくく、耐水性にも優れた環境に優しい素材です。
完工
最後に新しい棟板金を取り付け完工しました！
こちらも屋根材と同じガルバリウム鋼板を使用いたしました。
担当者のコメント
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
当初塗装メンテナンスでのご依頼でしたが、やはり状態から見ましてもカバー工法による施行が最善だったかと思います。
新しい屋根材として使用したガルバリウム鋼板は20〜30年くらいメンテナンス不要のケースが多いため、長期的に見てコストが抑えられます。
また、雨にも強いのでしばらくは雨漏りの心配もありませんでしょうし、安心してお過ごしください。
例年の酷暑や多発するゲリラ豪雨などで、私たちが想像している以上に家屋もダメージを受けていることがございます。
何か気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください！
工事の概要
| 現場住所 | 京都市中京区 |
|---|---|
| 施工内容 | 屋根修理（立平葺きカバー工事） |
| 施工箇所詳細 | 28年 |
| 施工期間 | 1日 |
| 使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |
| 外壁使用塗料 | 50万円（屋根だけの金額） |
| 工事金額 | ルーフィングシート、樹脂製貫板タフモック |
