京都府京都市南区にて屋根修理〈瓦からジンカリウム鋼板への葺き替え工事〉

京都府京都市南区にて屋根修理〈瓦からジンカリウム鋼板への葺き替え工事〉 施工前
京都府京都市南区にて屋根修理〈瓦からジンカリウム鋼板への葺き替え工事〉 施工後

お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、ご提案内容

ご自宅の瓦屋根の漆喰が剥がれていることが気になり始めたお客様からご相談がありました。
築年数もたっていることから、屋根のリフォームをしたいという内容です。
現地調査に伺ったところ、確かに漆喰の全体的な劣化が見受けられました。
漆喰の詰め直しをご提案致しましたが、お客様からのご希望で屋根の軽量化も視野に入れて屋根のリフォームを行いたいとのこと。
改めて葺き替え工事をご提案させていただきましたが、ご希望により表面の石粒によって美しさが長持ちするジンカリウム鋼板を選択しています。

京都府京都市南区にて、瓦屋根からジンカリウム鋼板への葺き替え工事の様子をご紹介いたします。

施工の様子

施工前

瓦自体は割れや欠けといった不具合はありませんでした。
しかし、周囲の漆喰が崩落している状態です。
今回のように瓦自体は大きな問題なくても、漆喰の崩落が起これば、固定するものが無くなりズレや飛散の危険性が出てきます。
瓦が屋根から落ちれば、その箇所は雨水に対して無防備です。
そうなると、雨漏りが起こる恐れも出てきます。

今回は屋根のリフォームということで葺き替えするため、瓦を解体して撤去ししました。

防水シート

長年の瓦と土の重みで、下地にゆがみがでていることがわかりました。
野地板という構造材を張って、下地を水平にします。
野地板の上から雨漏りから守る防水シート(ルーフィング)を張りますが、雨漏りから守る重要な部材のため、隙間やしわのないよう慎重に少しずつ重ねて施工しました。

屋根材の施工

防水シートの上から、新しいジンカリウム鋼板の屋根材を施工します。

ジンカリウム鋼板は石粒付き鋼板とも呼ばれ、基本的にはガルバリウム鋼板と同じ組成の鋼板です。

ジンカリウム鋼板は、ガルバリウム鋼板と同等の耐久性を持つ板金です。
製造・販売を行う会社によって商品の名称が異なるだけで、表面にジンカリウムと呼ばれる石状の粒が吹き付けられている金属屋根材をジンカリウム鋼板と呼びます。
ガルバリウム鋼板同様に非常に軽量で、耐用年数30〜50年と耐久性も高い特性を持っています。
表面の石粒は釉薬を焼き付けることで着色されているため、ほとんど色褪せしません。
長い間美しさを保ち、塗装などのメンテナンス回数も少なくて済みます。

工事によって期待できる効果

漆喰が落下して隙間ができており、放置していると雨漏りが起こる可能性がありました。
瓦屋根から軽量なジンカリウム鋼板に葺き替えたため、雨漏りの心配もなくなっています。
屋根が軽量化したため、建物としての重心が下がり、耐震性も向上しました。

お客様へのお礼

お客様にも仕上がりを気に入っていただけました。
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
隅々まで手を抜くことなく確実に施工をしておりますので、どうぞご安心ください。
もしも今度なにかご不安なことがございましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。

担当者からのコメント

この度は弊社にご依頼いただき、誠にありがとうございました。

「瓦屋根はメンテナンスフリー」とよく言われます。
これは半分正解で半分間違いです。
たしかに瓦は非常に長い耐用年数を持った屋根材で、50年以上の寿命を持つとされています。
しかし、瓦本体の話であって、瓦屋根のことではないのです。

瓦屋根は、瓦以外にも防水シートや瓦を固定する漆喰などで構成されています。
それらの寿命はおよそ20年程度です。
つまり、瓦は耐えられても、ほかの部分は耐えられないため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
瓦屋根だからと油断せず、10〜15年に一度は定期的に診断・点検をすることで、雨漏りを防ぎ、長持ちさせることができます。

山口板金では、ガルバリウム鋼板をはじめ、ジンカリウム鋼板など、皆様のどのようなご要望にもお応えできるよう各種屋根材を取り揃えております。
京都での葺き替え工事、カバー工法など屋根リフォームは山口板金にお任せください!

工事の概要

現場住所 京都府京都市南区
施工内容 屋根修理〈葺き替え工事〉
施工期間 5日
外壁使用塗料 90万円
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